1、5以外はすべて景気回復に寄与します。
また、本来購入予定だったものを買うとしても
「このご時勢だから控えていたけどやっぱり買う」
「給付金の金額分1ランク高いものを買う」のであればやはり寄与します。
借金の返済に充てるのも、債権者の資産が増えるわけだから
やはり寄与します。
本来ならば1の銀行預金も寄与するはずなのですが
銀行の貸し出し基準は多少の預金拡大では変更される可能性が少ないために
寄与しないのです。
また、寄付や募金も同様に「臨時収入があったからこれを買おう」という動きが
性質上あまり見られないために寄与しません。
基本的に金を使いそうなところに臨時収入を与えるのが景気回復につながると
考えてください。
従来であればそういう点から土木工事が好まれたのですが
利権その他の問題によって難しくなったため
利権の発生しない、行き先の平等な給付金という政策がとられました。
それをふまえて、一銭も残さずバンバン使ってください。
給付金を配ったのにタンス預金が増えるのでは、
「やっぱり土木の方がよかったじゃない」ということになってしまいます。
利権や不正を憎む心をお持ちなのであれば、給付金を使って
最大限景気回復に努めましょう。
===補足===
公営ギャンブルというのは根本的に資金の再配布なのです。
一定比率のテラ銭を取った上で、外れた人の金を当たった人に配るのですから
当たった人の臨時収入になります。
そしてギャンブルによる臨時収入というのは、大体ご想像がつくと思いますが
ほとんどが「突発的な消費」につながります。
例えあなたがギャンブルで負けたとしても、買った人が消費活動を行ってくれるのです。
公営でないパチンコなどでも、よほどのボッタクリ店以外は
買った人、負けた人全部合わせて一定の利益率になるように経営します。
ただ、特殊景品に交換して換金するよりも
さまざまな景品に交換した上でそれを使ったり質屋などに売りに行く方が
利益率などの関係上、景気刺激には役立ちます。
とにかくすぐ消費することと国内で金がまわることが重要です。
海外の商品を欲しい場合でも、できるだけ国内に金を落とすことと
落とした先の国が日本から輸入する国かどうかを念頭におくべきですね。