なんといっても韓非子です。
理路整然として具体的、現代人にもわかりやすく応用も可能な法家思想と力強く優れた文章表現にぐっときました。
そして、どもりでうまく話せなかったために文章を磨いたというエピソードにも感じるものがあり、悲劇的な最後に涙。。(;。;)
(生涯については本当かどうかわかりませんが・・)
中国哲学の授業が大の苦手だった私にとって、法家思想は心から楽しみつつ学べる唯一の思想でした。救いの神のような気さえしましたよ。今も忘れられません。
則天武后がお好きなロンブローゾさんはお嫌いかもしれませんが・・・駱賓王も好きです。
これ以上ないくらい簡潔明瞭でありながら非常に文学的、激しい憤りに満ちた「檄文」にしびれましたね~!読んでいる時、心臓がどっきどきしました。