《曇らない鏡》
この世に存在しない物質。
これがあれば世の中いや、風呂の中、悩みも苦労もしません。
何をやっても浴室の鏡は曇ります。
しかし、私はこの鏡の曇りを取る、止める装置をわずか二日で発明してしまい、平成18年3月に「特許」と成りました。
その後、約3年の月日を掛けてテストを繰り返した結果、今年の4月にやっと完成いたしました。
正に発明とは、一瞬の「ひらめき」と「努力」の積み重ねです。
この発明品「鏡の曇り止め装置」を簡単に説明いたしますと、
・シャワーを使用と同時に微量の温水が当該発明の装置の中へ と導かれます。
・装置の中に溜まった温水は、本体下部のスリットから点滴状と なって染み出てきます。
・その温水は、案内板により鏡の裏側へと送られて行き、鏡の裏 に設けられたある仕掛けにより、左右に拡散されながらゆっく りと落下して鏡を暖めて行きます。
・温水が鏡に触れた時点から効果が働いてきます。
(温水の温度、室温により時間差が生じます。)
非常に簡単な説明で恐縮ですが本装置の効果としては、
*鏡の表面に多量の温水を掛ける必要がありません。
*鏡が暖まっている間は、曇り止め効果が持続されます。
*曇り止め、親水、撥水と称される薬剤やフィルム、糊、ジャガイ モの皮等を塗布する必要が全くありません。
注意(一切、何物も塗布してはいけません。)
*鏡の表面に付着した邪魔となる水滴は、ハンドワイパー等を
用いて拭き落とすだけで常に複屈折の無い綺麗な画像が映し 出されます。
* 風呂上り時にも表面の水滴を完全に取り除く事で、油膜の付 着を長期間防止できます。
以上、「鏡の曇り止め装置」 発明しました。
私は、天才では有りません。 紙一重の只のひらめき男です。
くろ 様へ
===補足===
特許第3776114号