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質問

終了

昔、ラジオドラマで聞いた話の原作のタイトルと作者が解りません。

主人公の男(確か、作家)が猿のおもちゃを手に入れるのですが、
それ以来不思議な現象が起こって、男の妻と赤ん坊が消えてしまう。
原因がその猿のおもちゃと気づいた男は、異空間(?)に行った妻と赤ん坊を
引っ張り出そうとするが、猿のおもちゃを手放すタイミングが早すぎて、
妻と赤ん坊の首から上が異空間に残されたままになってしまう。
妻と赤ん坊はその姿のまま、年も取らずに生き続け、
男はその後で1回だけ異空間に漂う妻と子供の顔を見る…といった話でした。

多分、日本人作家によるSF小説が原作だと思います。
もしご存知の方がいらっしゃったら、情報をよろしくお願いします。

  • 質問者:猿は苦手
  • 質問日時:2008-06-24 01:15:39
  • 0

筒井康隆作・「母子像」です。
筒井康隆氏の詳細は、wikiが便利、全著作も掲載されてます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%92%E4%BA%95%E5%BA%B7%E9%9A%86

「母子像」は、筒井氏の短編集のなかの1編として、3回刊行されてます。
筒井作品のみの短編集は2つ。
初回の本のタイトルは「母子像」で1970年。
「革命のふたつの夜」と改題した本が1974年。
新刊ではどちらも絶版ですが、中古市場でしたらかなりの数が流通しています。
「革命のふたつの夜」のほうが、入手しやすいです。
また、筒井氏編のアンソロジー「異形の白昼 現代恐怖小説集」にも収録されています。
初版ではなく、1986年の集英社文庫版のほうが安価で中古市場で流通しています。
どれも新刊では手に入りませんが、古書でしたら簡単に手に入りますので、
使い慣れた中古本やオークションサイトがありましたら、そこで検索してみてください。

  • 回答者:美衣 (質問から49分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

詳しい情報を、ありがとうございました。
早速探してみます。
とても解りやすく、参考になりました。

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