よろしければ参考にしてください。
<軽量化>
室内の余分な荷物を下ろします。
また、燃料も必要のつどこまめな給油を。
(ただし、燃料タンク内に空気がたくさんあれば当然湿気も等しく
たくさん入るため結露しやすくなります。湿気の多い日は満タンに!)
更に、オイルもHIGH⇔LOWの真ん中位まで減らせば、500g
位は軽量化できそう。同じ理由でクーラントのリザーバータンクの残量、
ウォッシャー液なども減らすことが出来ますがこまめな点検は当然必要です。
また、お使いのホイルをアルミに変更する、アルミなら更に軽いアルミへ
変更するのも有効でしょう。
<抵抗の軽減>
☆空気抵抗は速度が速ければ増しますので巡航速度を低めに運転しましょう。
また、ルーフラックなど抵抗になりそうなものも外せばその車本来の空力特性を
活かしきることが出来るでしょう。(窓を開けての走行も抵抗となりますが
60Km/hくらいならさほど変わりは無いと思われます)
☆タイヤの空気圧は高めに設定します。(ただしこの場合、タイヤ本来の性能が
低下しますのでブレーキの利きが悪くなることを覚悟してください。)
☆使用オイルを柔らかめにすることでピストンの動きがスムーズになり、
少ない燃料噴射で回転を維持できます。(ただし、やはりエンジンや気候の
特性がありますので点検は綿密に)
☆思い切って座る予定の無いシートなども降ろしてしまうことは効果がありますが、
乗車人員が変わるため構造変更が必要となります。また、保険などの
規約に抵触する可能性がありますので本当に全く使わない方以外は避けたほうが
無難だと思います。
☆ギアをニュートラルにしての走行は抵抗を著しくなくすことが出来ますが
車によってはギア内のオイルが循環しなくなります。車が大事ならやめましょう。
☆車は基本的に前進します。(当たり前ですが)無駄にハンドルをきっていると
フロントタイヤが前進しようとする力を(当然ながら)曲げようとするため、
これも抵抗となり得ます。必要最小限のステアリングを心がけましょう。
☆車はオルタネータがエンジンに据え付けられ、回転して発電します。
ですので発電量が大きくなれば抵抗も増します。ですから夜間の運転を避け、
エアコンやオーディオ類は極力使わなければ抵抗を減らすことが出来るでしょう。
同じ理由で車内外のランプをHIDやLEDに変更するのも効果が見込まれます。
<トルクの有効活用>
☆運動エネルギーは急な加速をさせるには大きな力が必要となります。
逆にゆっくり動き出せば小さな力で車体を押し出すことが出来ます。
☆更に一定の回転数を維持するようなアクセルワークを心がければ
坂道や風の影響を受けない限り一定の速度で巡航することが出来ます。
つまり、最小の燃料で最低限の運動エネルギーを効率よく発生することが
出来るでしょう。(大体1500~1900Rpmくらいが最も燃費が良くなる
と思われます。)
☆また、車を静止した状態から押し出すよりかは少しでも前進している車を
加速するほうがエネルギーが少なく済みます。ですので信号を遠くから察知し、
青になるタイミングで通過できるよう、先読みして減速しましょう(難しいですが)
<燃料の倹約>
☆アイドリングストップは諸説ありますが5秒以上の停止というのが定説となっています。
しかし、それは同時にエンジンを再スタートさせる必要が伴います。となると
セルモーターの劣化が早くなることが予想されます。ニーズに合わせて
アイドリングストップは使い分けましょう。
☆また、あちこち止まるたびにエンジンを止めているとおなじくスタート時にバッテリー
の電気を消耗します。ライトが暗くなったり、セルの回りが悪くなったときは
かけっぱなしにした方が無難だといえます。
☆ガソリンは空気と混ぜて混合気にしてプラグで引火、爆発させてピストンを押し下げ
回転に変換します。よって、空気の吸い込みが悪いと効率のよい混合気が出来ないので
エアーエレメント(フィルタ)の掃除・交換は定期的にやりましょう。