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携帯電話の電池についてお伺いします。

数年前、某雑誌で「携帯の電池は空になってからじゃないと本来の力を発揮しない!」というような文章を読んで以来、(極力)空になったら充電するのを繰り返していたのですが、

先日父が「空になったら劣化するんだろうなあ(=携帯電話の電池の寿命が短くなる)」と言っていました。

実際のところどうなのでしょうか?
空になってから充電すべきなのか、たびたび(電池に負荷がかからない程度に)充電すべきなのか。

理由も添えて回答お願いします。

  • 質問者:彩
  • 質問日時:2009-07-29 21:25:02
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

みなさんのご回答が丁寧で大変分かりやすく、解決することができました。

ありがとうございました!

充電池には「完全に放電されていない状態で充電すると、どんなに充電しても100%まで充電できなくなる」という性質があります。
これを「メモリー効果」と言います。
10年程前まで使われていたニカド電池やニッケル水素電池は、メモリー効果がよく生じていました。
最悪の場合、フル充電時の半分程度までしか充電できなくなる事もありました。
そのため「充電池は完全に空になってから充電すべき。」と言われて来ました。

しかし、今は違います。
現在の携帯電話やデジカメに使われている充電池の主流は、リチウムイオン電池です。
このリチウムイオン電池には、メモリー効果がありません。
そのため「完全に空になってから充電する」必要が無くなりました。

ところが、リチウムイオン電池には別の弱点があります。
それは、
 ・残量が0%の状態で放置する。(過放電)
 ・充電が完了しているにも関わらず、充電器から外さない。(過充電)
 ・充電と放電を一緒に行う。(充電しながら通話するなど)
の3点です。
これらを行ってしまうと、リチウムイオン電池は劣化してしまい、本来の電池の性能を発揮できなくなります。

完全に放電したり、長時間充電を続けられると劣化してしまうので、
 ・残量10%〜20%の状態から充電を始める。
 ・残量80%〜90%の状態で充電を終わる。
ということが充電池の寿命を延ばすコツになります。

また充電しながらの利用は、最も劣化させると言われています。
「携帯電話を充電しながら通話する」などは、極力控えた方が良いと思います。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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以前のバッテリはニッケル水素電池でしたから,継ぎ足し充電を行うと
メモリ効果で満充電しなくなり容量が低下していました。
現在主流のリチウムイオン電池はメモリ効果がないと言われていますので
使い切らずに継ぎ足し充電を行っても大丈夫です。
ただし,充電しながらの通話やメールなどはバッテリの寿命を短くしますので
充電時には電源を切り素早く充電を済ませてから使用することをお勧めします。
また,充電の上限回数は謳われていますからいくらメモリ効果がないと言っても
通話やメールが終了したごとに充電するような行為も寿命を早めます。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

昔の携帯の電池はニッケル水素電池だったので
電池が空の状態で充電しなければ
電池の寿命が短くなるといわれてましたが
今のリチウムイオン電池は継ぎ足し充電しても大丈夫です
じゃないと今の携帯電話の性能じゃ
電池の持ちが悪すぎて使い物にならないでしょう

  • 回答者:DC7 (質問から10分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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