上を向くと立ちくらみがします。どうしてでしょうか？|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

立ちくらみの原因として主なものには、脳貧血と起立性低血圧があります。

起立性低血圧は、血圧が低めの人に起こりやすく、立ち上がったときに血液が頭部まで上がれず、血圧が下がってしまうため起こります。
また、心臓や神経、ホルモンの異常などが原因で起こる低血圧もあり、これらは二次性低血圧症（他の疾患が原因で起こる低血圧症）と呼び、医師の検査が必要となります。

脳貧血は、立ち上がったときにふらつきやめまいを感じる症状です。鉄分不足や赤血球が少ないなどの貧血症とは別に、主に自律神経の異常によって起こります。
立ち上がったとき、血液は重力の関係で足のほうに引っぱられますが、それを調整して血圧を正常に保ちます。自律神経の制御に異常があると、血液の流れや心拍数の調整、血圧の調整がうまくいかず、一時的に脳に血液が行かなくなり立ちくらみを起こします。
もちろん、貧血症の人は普段から立ちくらみやめまいを頻繁に起こしますが、貧血症でなくても立ちくらみは起こります。

「上を向くと」という条件から、三半規管の異常の可能性も考えられます。血圧、脈拍、赤血球値のどれにも該当しない場合、自律神経のバランスが崩れて、三半規管が正常に機能しないか、脳貧血の可能性が高いと思います。
http://www.yamaguchi-naika.com/suko6-11/index.html

ぐるぐる回るような感覚があれば、脳循環不全や末梢前庭神経、中枢神経などが原因で起こっている可能性もありますので、一度、内科で簡単な検査を受けられると安心だと思います。

回答者：みけみけきょん (質問から14時間後)
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