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照明のLEDを販売していました。省エネでいいらしいんですけど結構お高い価格でした。
一般の照明器具との違い、どんなしくみなんでしょうか。

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2009-09-28 13:49:42
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ありがとう。

LEDは発光ダイオードという半導体です。

白熱電球や蛍光灯タイプ電球は、交流電圧そのままで発光
しますが、LED電球は交流電圧を直流電圧に変換する回路と
電圧を100V→12Vに下げる回路が、電球内に組み込まれて
います。

色もさまざまあって、信号機に使われている「赤」「黄」「緑」
や電球用の「白色」があります。

今までの電球に比べ、寿命が40~50倍長く、消費電力が
約1/20と少なくて済むようになります。

これから、LED電球が普及してくると価格も下がってくると思い
ますが、今はシャープの3980円(定価)まで下がってきたところ
です。

白熱電球が100円くらいなので、40倍長持ちするならば、4000円
で、同程度になりますし、電気代を考慮するとLED電球の方が
安いことになります。

  • 回答者:ジョシュア (質問から2時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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LEDとはどんなもの?については、他の方が簡単に概要を書いているので、ちょっと技術的なところを書きます。

LED照明の設計上の難しさは、発熱と発光強度のバランスを取る事にあります。
ギュッと高密度に実装し、ガンガン電気を流せば相応に明るくなるのですが、発熱によるデバイス破損を引き起こすので簡単にはできません。また、セーブすると今度は暗くて使い物にならないという・・・
そのあたりの落し所はさぞかし悩んだのだろうと思いますね。

あと、色見についても難しいものがあります。LEDの色は如何様にも作れるのですが(発注の際は”色”ではなく、中心波長と発光強度(=大きさ)で注文します。)、同じものを大量に買わないと安くなりません。
赤みがかった白熱球色を作りたかったら、本来は赤側に中心のあるLEDを使うのが筋ですが、そうすると発注ロットが分散し、単価がアップしてしまいます。そこで苦肉の策としてLED上に色素充填した拡散材を用いて”着色”するのですが、そうすると折角の高輝度が減殺されてしまい、なんだかなーって感じになります。

技術に疎い一般の方でも、新製品を見た際には開発者の苦労がソコにはある。と見て頂ければ幸いです。

  • 回答者:とくめいエンジニア (質問から4時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

LEDのメリットは長寿命で省エネな点です。
白熱電球と比較して上記2点を謳っているメーカーは多いですね。
しかし、LEDは単体では暗いため、家庭内では用途がかなり限られます。
懐中電灯や携帯電話には一般的に使用されるようになってきています。

照明器具として購入価格と電気代・明るさなどを総合的に考えると、現時点では蛍光灯が優れていると言われています。

  • 回答者:FreeTEMPO (質問から2時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

LEDは半導体です。
トランジスターの類。
蛍光灯や白熱灯とも発光原理が全く違います。
電気を食わないのは確かですが、まだ白熱灯ほど量産されていませんので高いです。
そのうちにはもっと安くなります。
蛍光灯は点灯させるための器具が色々必要なので、量産されてもそれほどは下がりません。
現状が限度でしょう。
という事でこれからどんどんLEDにシフトしていきますが、蛍光灯電球とかの開発費や生産設備の回収ができていなさそうなので、家電メーカーは渋っているようですね。
また、LEDは色味も違うので十分注意しないと失敗します。
白色、というのは本当に真っ白で月光のようです。
昼白色とか電球色とかでないと使えない。

  • 回答者:gato7 (質問から52分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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