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例えば大糸線の南小谷駅はJR東日本と西日本の境になるそうですが、こういうJRの会社が変わる駅では車両は変わりのでしょうか。それとも、そのまま同じ車両で進むのでしょうか。

  • 質問者:soodaくん
  • 質問日時:2009-10-05 06:43:33
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境界駅で車両が変わるとは限りませんが,国鉄時代に比べて直通する車両が減ったのも確かだと思います。特に,普通列車に関してはそうです。境界駅についてはこちらをご覧下さい。詳しく書かれています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%83%E7%95%8C%E9%A7%85

南小谷駅の場合,電化・非電化の問題もありますが,輸送需要が南小谷以北で減少することも大きな要因と思います。JR西日本のディーゼルカーが松本まで乗り入れることもできなくはないと思いますが,その必要性がないということでしょう。これは国鉄時代と変わっていないのではないかと思います。

同じように分岐線がなく,会社間の境界で且つ電化・非電化の境界となる駅に,紀勢本線・新宮駅があります。普通列車では直通する列車はなく,JR東海の特急ワイドビュー南紀号のみが紀伊勝浦まで乗り入れています(新宮止まり・始発も1往復あります)。完全に片乗り入れで,JR西日本の(スーパー)くろしお号やオーシャンアロー号は新宮が起終点です。もっともこの運転形態も国鉄時代と変わっていないと思います。

なお,直通する定期列車がない駅として,南小谷の他に甲府,亀山が挙げられていますが,もう一つ東海道線から御殿場線が分岐する国府津駅にもありません。国鉄時代は東京発御殿場行きの急行ごてんば号という列車もありました。


JRになって,会社間の境界になったんだな,と個人的に強く感じるのは,熱海駅と米原駅です。

国鉄時代は,東京発の東海道線には沼津行きがかなりたくさんありました。今ではかなり少なくなり,熱海止まりだったり伊東行きだったりします。また,JR東日本の熱海駅はSuicaエリアですが,ひと駅静岡寄りのJR東海の函南駅はTOICAエリアです。Suica/TOICAは相互利用可ですが,熱海-函南を経る場合は使えないんですね。これも境界だと感じる事例です。

米原駅も普通列車の直通は少ないです。こちらは国鉄時代も少なかったのですが,変わったのは京阪神方面からやってきたJR西日本の新快速電車が長浜・敦賀方面へ直通するようになったことです。国鉄時代は北陸線に直通する列車はほとんどなかったのではないかと記憶しています。おかげで,大垣方面から東海道線で米原へ来て,そこから新快速に乗ると,着席できないケースがよくあります(笑)。

九州方面へのブルートレインが廃止されたのは,利用客減が一番の理由なのでしょうが,JR4社を直通することも原因の一つだったように感じます。


他社の車両が乗り入れてくると,車両使用料というものが発生します。これも乗り入れが減ってきた理由の一つではないかと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8A%E4%B8%A1%E4%BD%BF%E7%94%A8%E6%96%99

例えば,岡山と高松を結ぶ快速マリンライナーは,当初JR西日本の車両のみが使われていました。しかし,車両置き換えのときに,JR四国も自社車両を保有するようになりました。車両使用料の問題があったと言われています。

  • 回答者:AKKUN (質問から4日後)
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ご回答ありがとうございます。境界駅のサイト参考にします。南小谷・新宮などそれぞれの事情があるようですね。熱海・米原はJRになって境界であることを強く感じさせるような駅になったということですね。九州のブルトレ廃止はJR4社を直通することも一因だったのではないかということですね。

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直通が多いので同一車両がほとんどですよ。

  • 回答者:匿名 (質問から7日後)
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ご回答ありがとうございます。同一車両が多いのですね。

南小谷、甲府と亀山は直通する定期列車が有りませんが他の境界駅は直通する列車が有ります。この3駅の場合会社が違うことより運転方式、輸送量の違いなどによるものですから会社が異なるから乗換になるとは言えません。

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ご回答ありがとうございます。南小谷や甲府・亀山は会社が違うことよりも、運転方式・輸送量の違いによるのですね。

JRの在来線の境界駅は現在14駅ありますが、
南小谷のように電化・非電化の境界と重なる駅では
使用する車両の運用上、変えざるを得ないというのもあります。
(ディーゼル機関車に牽引されない限り、電車がそのままでは非電化区間を走行できないため)

車両を変えずに、通しで運転している代表的なものが東海道・山陽新幹線です。
これは東京~新大阪間がJR東海、新大阪~博多間がJR西日本の管轄です。
(厳密に言うと、九州内にあって旅客営業上は在来線扱いながらも
 新幹線車両で運用している博多南線もJR西日本の管轄です)

  • 回答者:てつ (質問から15時間後)
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ご回答ありがとうございます。在来線の境界駅は14もあるのですね。やはり電化・非電化の場合は変えざるを得ないのですね。博多南もJR西日本ですね。

両方のケースがあります。
南小谷の場合は電化と非電化区間の境界なので、電車と気動車で車両が変わります。
東海道本線などでは、通しで運行する電車もあるので変わらない場合も
あります。
長距離運行の特急や夜行列車もあるので、車両の変わらない場合もあります。

===補足===
たとえばJR東日本とJR北海道の境界は中小国(青森県側)ですが、通し運行で車両は
変更せず青森駅で車掌や運転手が交代します。
(「スーパー白鳥」や「北斗星」など)

  • 回答者:ケースバイケース (質問から31分後)
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ご回答ありがとうございます。ケースバイケースですね。南小谷は電化と非電化の境界なので、車両が変わるし乗り換えが必要なのですね。長距離・夜行系は車両は変わらないですね。新幹線も東京から博多まで乗り換えないですね。会社が変わる駅を調べてみるといろいろ事情があるのかもしれないし、おもしろそうです。

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