私の知る限り、転勤がない職場はないですね。
国内事業所、海外拠点、関連会社(出向扱い)を含めて考えると、拠点は非常に多岐に渡りますし、そういった会社に入って、転勤がない物と考えている人は、キツイ言い方ですが、少し甘えた考えを持っていると思います。
事業の縮小・拡大は常にあることですし、それに伴って業務の効率化・合理性を考えれば、事業所レベルの移転だってありうることです。転勤が伴う場合は、会社側の丁寧な説明、合理性を対象者にすることは前提ですが、転勤は会社の業務命令なので基本的に断れません。本人へ不利益を与えるだけの目的である転勤命令、本人の理由であれば、親の介護等、その土地を離れられない場合を除き断ることのできないものです。
工場のラインで働いている人も、海外生産拠点が進む中で、赴任で5年間とか、行く人もいますし、工場の立ち上げの時は、中堅の人が多く赴任するケースが多いです。
事務職がどこの部門を具体的にさしているか不明ですが、
総務とか、情報インフラ関係部門は、ローテーションしなければ、成長がないので、まず転勤はあると考えたほうがいいでしょう。一箇所にとどまって、ルーチンワークをしているだけでは、本人の成長に繋がらないとの考え方を会社が持っています。
私の部門(技術職)は、研究・開発部門になりますが、シンガポール、ヨーロッパ、アメリカ等、海外への赴任者も毎年出ていますし、国内だって関連会社を含めて、出向だってあります。
転勤も、会社からの説明がしっかりさせることは前提ですが、前向きに考えて行きたいですね。私も、転勤は一度ありましたし、赴任の話だって良く出てきます。