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日本経済は深刻なデフレ状況にあるとの事ですが、一部に日本も米国並みに通貨供給量を増やしてデフレからの脱却を目指すべきとの声があるようです。
これに対し制御不能なインフレを招きかねずリスクが大きいとの意見も強いようです
果たして日本も米国並みにインフレ誘導すべきでしょうか、あるいは米国は(世界は)いずれ深刻なインフレに見舞われることになるのでしょうか

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2010-01-01 11:45:18
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インフレを今の状態で誘導すると国民の半数近くが破綻してしまうのでまずはなだらかにデフレの脱却が現実的でしょ。

  • 回答者:匿名 (質問から1日後)
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朝まで生テレビ?

一応、11月にデフレ宣言して、日銀も珍しく総裁が民放番組に出演してアピールしたり、ちょっとやる気があるふりをしてますね。それで、マネーサプライの増加を見込んで、急激に円安方向にトレンドが変化しました。

これが空振りに終わると、4月までに超円高がやってくる・・・

まあ、インフレターゲットについては、日本政府、日銀は採用する気配はありませんね。去年の夏(しょせん夏ですが)に日銀の担当者の話を聞く機会があったのですが、危機感全くなしでした。

米国のインフレはないと思います。FRBが政策金利を上げるタイミングをうかがいだしてますから、それをマーケットは織り込み始めて金利が上昇してます。

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デフレであることは、大方の一致を得ていると思います。

デフレ脱却には、おおまかに言って、通貨供給量を増やすという金融政策と、需要の創出(個人消費の喚起、積極的な公共投資)の財政政策の、二つの策があります。

前者は、日本はかなり緩和策を打ち出しています(低金利への誘導、マーケットから債権等を買い取りキャッシュを供給)。後者は、世界中の国々がなんやかや名目をつけて景気刺激策を行っています。

これらが奏を効している部分もあるし(たとえば、為替が大きく変動しない、アジア各国の成長率があまり落ち込んでいない)、改善の余地がある部分(日本はデフレ状態が続いている、余剰資金が原油や中国の不動産バブルを引き起こしている)もあるようです。

さて、質問の「日本はインフレ誘導すべきか」ですが、たとえばインフレターゲット論を想定しているのでしょうか。個人的には、あるインフレ率が適切であると設定し、それに近づくよう工夫を凝らすという点について、極端にインフレになっている(ハイパーインフレ)とか、極端にデフレになっている(ハイパーデフレというのは聞いたことがないですが・・・)とかでない限り、インフレ率の目標を設定するのは、それほど意味がないと思います。

よく、「2%ほどのインフレ(マイルドインフレ)は好ましい」などと聞きますが、自分の理解では、「過熱するほどではない好況時のインフレ率は2%程度」という結果を言っているだけであって、「2%のインフレを目指せば好況になる」という目的にはならないと思います。デフレ、デフレと騒いでいても、その意味するところは、「日本円は信用力が高い」、「モノ・サービスを安く享受できる」という意味です。もっとも、その先の、「売り上げ減少→賃金抑制・雇用削減→消費低迷」、となるところが大問題だと理解はしていますが。ここは、ワークシェアリング・税制の簡素化・社会保障の見直し(こういうと社会主義的のように聞こえますが、生活保護を受けるギリギリの状況になる前に、いろいろなオプションを充実させるなどの意味です)などにより、「賢い社会」になることで乗り越えてほしいところです。

米国(および世界)がインフレになるか、ということについて、将来的にインフレ方向に向かうと考えます。主に、コストインフレ(原油や飼料、鉱物の価格上昇)、需要インフレ(新興国では人口が増えて、かつ所得水準も上がってきています)などが理由です。いま、財政支出によるインフレが懸念されています(なので出口戦略の話も出てきている)が、これは制御可能なインフレ抑止策は考えておきたいという当局の見解の表れと認識しています。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
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アメリカは、すでに不況を乗り切っているといえます。
なぜか?
金融機関が公的資金を返済してしまったからです。
日本はどうかというと、まだ、1990年代の公的資金すら返済していない金融機関があるほどです。日本に夢も希望もないでしょう。
スタグフ(インフレではありません)が近いかもしれませんね

日本は、すでに市中にお金が回っていて過剰です
しかし、そのお金を回すところがないだけです

企業が借金しすぎていて借りれないか貸し渋り(公的保証がないから)にあっている状態

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
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アメリカのFRBが採っている通貨政策はそのうち制御不能になります。
闇雲に通貨供給量を増やしても、通貨政策が制御できないことは過去の政策で明らかです。
オバマ政権が打ち出している景気政策で現在の不況を乗り切れると思い込んでいることが致命的といえます。
そのうち不況の「2番底」がアメリカ発で起きることは間違いない。
オバマ政権内での経済閣僚たちは、「29年世界大恐慌」がなぜ乗り切れたかを検証していない連中。この政権ではアメリカは今次不況を乗り切ることは出来ない。

日本経済のデフレが「デフレスパイラル」に落ち込むことは以前からわかっていたこと。
また近隣に中国という巨大工業国=低賃金・低コストの産業基地が日本の数十倍の規模で出現したことを、きちんと検証し総括しないと、単に国内景気対策、経済対策に金をつぎ込もうと「焼け石に水」。
デフレ克服に通貨供給量を増やしても、日本の産業体質、消費体質では効果ない。
金融機関が溜め込み、消費循環へとは結びつかない。
デフレの今でも金融機関には資金がだぶついているという、悪しき「デフレスパイラル」。
今までの景気、経済対策では克服は不可能です。

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
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