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質問

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朝顔の花が咲いてしぼんで1日で落ちてしまいます。
がくと雌しべだけは残るのですが、受粉する間も無く落ちてしまいます。

こんなんで、来年用の種は取れるのでしょうか?

そもそも朝顔ってこんなにはかないはなでしたっけ?

よろしくおねがいします。

  • 質問者:今日も猛暑
  • 質問日時:2008-07-13 07:15:41
  • 1

朝顔は名前のごとく、早朝咲いて昼にはしぼみます。
朝顔に限らず、種をつけるという行為は子孫を残すことでです。
これから暑くなり、まだまだ生育できる季節です。急いで子孫を残す必要はありません。秋が近づき、寒さで枯れるという自分の身に危機を感じると実をつけやすくなります。
また、種をつけるという行為は、なかなか労力の要るものなので、早々に種をつけてしまうと、花が咲かなくなります。種をつけると花を咲かせることに栄養を使わず、種を充実させるのに栄養を使うようになります。子孫を残すことが目的ですから、種をつけると花を咲かせる必要がなくなるということです。
ということで、今の時期は生理的に種をつけにくい時期です。

種ができない理由にもうひとつ、受粉していないことがあげられます。
花粉がめしべにつく行為を受粉といいますが、虫や風が媒介します。ですから、虫も風も無い室内では種ができにくくなります。
しかし、朝顔の場合は、戸外においておけば何もしなくても種はつきやすい植物です。

さらに考えられるのは、種がつきにくい朝顔かもしれません。
最近よく見かける、濃青色で一日中咲く、西表朝顔(琉球朝顔)という朝顔はまったく種ができません。しかし、宿根草で、繁殖力も強く、温暖な地域でしたら越冬します。挿し木もできます。
他にも西洋朝顔や変り咲朝顔には種を結びにくいものがあります。

朝顔に限らず、花には結構はかないものがたくさんあります。だからこそ人は花を愛でるのかもしれません。

  • 回答者:ぶんた (質問から17分後)
  • 6
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ものすごくわかりやすい解説をありがとうございました。

一昨年作った別品種の朝顔はそういえば、秋口に咲いてそれから大きな種を付けていました。言われてみれば、まだ今つるも葉っぱもどんどん成長していますもんね。

近所の琉球朝顔も気になっていましたが、種の付かない宿根草だと初めて知りました。

秋の結実を楽しみします。
どうもありがとう!

並び替え:

朝顔は朝開いて夕方にはしぼみます。
そしてまた次の朝別の花が開きます。
そのはかなさがいかにも日本的な美意識に
あっているのではないでしょうか。

それでもちゃんと受粉し、種を残してくれます。

  • 回答者:glico (質問から13分後)
  • 2
この回答の満足度
  
参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

別の人がわかりやすく解説してくれました。
秋の結実を楽しみに、今朝も水やりします。

どうもありがとうございました。

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