全くないということはないと思います。
ソルトレークのときだったか、フィギュアの審判自らが「買収されて不正した」と告白して大問題になりました。
それがきっかけでフィギュアの採点ルールが「レベル4」とかの全く新しいものに作り変えられました。
こうして見ると、不正は完全にはなくならないものの、不正が起きにくいルールに変えていこうとかの、努力もしっかりと行なわれてきていると思います。決して、不正を無力のまま見逃しているわけではないと思います。
今回、ロシア選手が大不振でメドベージェフ大統領が激怒したと聞きました。ロシアは次のソチ五輪を控えているので今回も満足な成績を上げておく必要があったのにそれができなかったからです。
でもこのことは反面、ロシア選手が不正なしで正々堂々と戦っていた証拠でもあると思います。次回開催国のメンツを守りたいならバンクーバーで不正して成績を上げたい誘惑だってあったはずですが、そうはならなかった。
不正はほんの一部の選手だけに限ったことで、大部分の選手たちには当然のスポーツマン精神がしっかりと根付いているということだと思います。