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俗語で言う、ぶっとばす(ぶっとぶ)、すっとばす(すっとぶ)、ふっとばす(ふっとぶ)、のそれぞれの使い分け(ニュアンスの違い)が分かりません。

この3語・6パターンを使って、
パターン別に使い分けた日本語の例文とともに分かり易く違いをおしえてください。

  • 質問者:使い分け
  • 質問日時:2010-03-11 17:11:10
  • 0

・打っ飛ばす
 「ぶつ」という動詞を含むため、本来は殴るという動作を伴います。
 意味は殴り飛ばす、または殴ったように激しく飛ばす。
 「ぶんなぐる」「ぶっころす」などと同じで、あまり品の良い言葉ではありません。

例文:
気に入らない奴はぶっ飛ばしてやる!(俗語)

・打っ飛ぶ
 殴られて飛ぶという本来の意味のほか、殴られるような激しい衝撃から派生して、
 俗語では「非常に驚く」「常識外れな」などの意味もあります。

例文:
辻ちゃんのぶっ飛んだ服装にあぜんとした(俗語)

・吹っ飛ぶ/吹っ飛ばす
 意味は「吹き飛ぶ」と同じ。
 風に吹かれて飛ぶ、または風に吹かれたように勢いよく飛ぶ・一瞬にして無くなる。

例文:
爆風で屋根が吹っ飛ぶ
コーヒーで眠気を吹っ飛ばす

・すっとぶ(素っ飛ぶ)
 「素」+飛ぶ。素は「素早い」の素と同じで、品詞を強調する接頭辞です。
 意味は基本的に「飛ぶ」と同じですが、強調語の「素」がついている分、
 飛び方の激しさ・速さなどが強調されます。

例文:
報せを聞いてすっ飛んできた(「飛んできた」よりもさらに急いで来た感じ)
分からないところはすっ飛ばして読む(「飛ばす」よりもさらに思い切って省略する)


字面は似ていますが、使う場面としてはあまりかぶらない動詞のように思います。
無理やり似た例文に6パターンをあてはめるなら、
・Aさんをぶっとばす(殴ってやっつける)
・Aさんがぶっとぶ(殴られたか、びっくりしたか、どちらか)
・Aさんをふっとばす(爆弾魔か何かに狙われた?多分こっぱみじん)
・Aさんがふっとぶ(竜巻か何かに巻き込まれた?)
・Aさんをすっとばす(連絡網などで仲間外れにされている?)
・Aさんがすっとんでくる(急いで来る)
といった感じで、意味はかなり違うように思います。
人に対して使うと、あまりロクな意味になりませんね・・・

  • 回答者:Aさん散々 (質問から8時間後)
  • 2
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

「ぶっとばす」はシバく、シメるに近い意味。「ぶっとばすぞ!」と威嚇する言葉です。
「ぶっとぶ」は大きく飛ぶ、驚く、忘れるの意味。「それ見てぶっとんじゃった!(驚いた)」、「今言おうと思ったのにぶっとんじゃった」。
「すっとばす」は急ぐ、はしょるの意味。「すっとばして来た(急いで来た)」。
「ふっとばす」:「すっとばす」に似た言葉だと思いますが、使ってるのを聞いた事ありません。

こんな感じかな。

  • 回答者:匿名 (質問から16分後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

ぶっとぶ=殴られたり、驚き

すっとぶ=「前まで覚えてたのに、こたえがすっとんだ」的な

ふっとぶ=ぶっとぶとあまり代わりがないでもふっとぶの方が柔らかい感じ。

あくまでコレは、アタシの考えです。

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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