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会席料理と懐石料理の違いは何でしょうか?

  • 質問者:shigotonin
  • 質問日時:2010-04-10 09:34:33
  • 0

会席は酒を楽しむためのコース料理。
なので、最初は酒のつまみにもなるオードブル的なものから始まって最後にご飯と汁物でシメます。(椀ものは途中でも出てくることが多いですが)

懐石はお茶のお手前の後での会食の際の料理。
本来は最初に軽めのご飯や汁物から始まります。
もちろんお酒を飲むのも禁じられているわけではなく、強肴と呼ばれるお酒をつまみになることを想定したメニューも織り交ぜられています。

懐石の起源ははっきりしませんが、おそらく安土桃山時代〜江戸時代初期に、茶の湯が一般的なったころに生まれたと思われています。
室町時代に確立した武家の儀式用の宴会料理として「本膳料理」という形式があり、これは食事の出し方や食べ方にもわりと厳密な作法があるそうです。
会席はこの本膳料理と懐石の両方の影響を受けて江戸時代の中頃に成立したと言われています。

今では使い方も混同されていますし、本膳料理とちがってどちらも形式ではなく生活の中から生まれたものなので、そこまで厳密な形式があるわけではありません。
和食の世界では懐石の方が若干グレードが高いとされています。
高級料亭などで出されるのは懐石ですね。
ちなみに本来は「料理」はつけずに懐石、会席と呼び習わすそうです。

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素朴な疑問だったにもかかわらず
素早い回答大変ありがとうございました。

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会席料理は「先付」に始まり「蒸し物」まで、すべて酒を楽しむための料理。

懐石料理は茶事に伴う料理で、会席は宴会のための料理。

  • 回答者:匿名 (質問から29分後)
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