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FXで決済する時に証券会社によっては、通常の差金決済ではなく、受渡し(デリバリー)と言うのがあるようですが、実際にどういうものか分かりません。どういうメリットがあるのでしょうか?

  • 質問者:Potential
  • 質問日時:2008-07-30 00:43:38
  • 0

差金決済とデリバリーという用語が出てくることで、基本的な知識はお持ちであることを前提に説明いたします。

想像してみてください・・・
半年後にアメリカに旅行に行く計画があるとします。
たとえば100万円の資金でPotentialさんがUSDを100円で1万通貨建玉したとしましょう。その後、USDが102円まで上昇しました。

このとき差金決済をすると2万円の差益が発生しますね?(スワップは考慮しません)
しかし、このタイミングで差金決済ではなくデリバリーをすると、1万通貨を購入する時に本来必要であった日本円(このケースでは100万円ですね)とUSDの1万通貨を交換することになります。
よって、差益はありませんが100円のレートで1万通貨を現金で調達したことになります。
こう記載すると2万円の儲けをみすみす逃しているように見えますが、ここからがメリットとなると思います。

上記の決済のタイミングで物事が進んでいると考えてください。
先ほど差金決済した102万円をアメリカに行くためにUSDに銀行で全額両替したとします。その時レートは102円+手数料(おおむね片道2円程度でしょうか)となるので、102万円では9,807USD程度しか手元に残りません。しかし、先程デリバリーした場合は100万円で1万通貨の現金が手元にある事になるため、上記のような利用方法をすることが前提であればメリットになるのではないでしょうか?

ただし、FXの会社によってはUSD専用口座の登録や外貨出金手数料やリフティングチャージ等で別途手数料が発生するケースがありますので、上記の単純な計算ではなかなかメリットとしてとらえるのは難しいと思いますし、旅行でUSDを1万通貨って結構現実味がないですよね・・・

なので、ご利用なさっている会社によって取扱いが様々なので確認してみてください。(1万通貨も必要ない場合はコンバージョンもありますしね!)

ご理解いただけますでしょうか??

  • 回答者:ken_kinono (質問から4日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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メリット?借りた金を決済で返すので不利だからいやは通用しません
ただしレバレッジが低い場合現物引き渡しで済む場合もあります

  • 回答者:MrNH (質問から19分後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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