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新しいパソコンを買おうと思うのですが、最新機種のcore i7は性能は最高のようですが、クアッドコアで消費電力がかなり高いようです。
やはりCPUスペックが高くなれば、どうしてもそれだけ消費電力が大きくなるのでしょうか?。
パソコンの消費電力を優先して考えた場合はcore i5のノートPCを買ったほうがいいでしょうか?。

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2010-05-18 22:21:13
  • 0

CPUの知識として知っていて欲しいのですが
CPUの性能欄に記載しているTDPは消費電力を表示しているのではなく
熱設計電力(許容出来る最大発熱量の指標)になります。
CPUに供給した電力が演算により殆どが熱に変わるので
消費電力の目安になるだけです。

消費電力は電圧×電流ですから
CPUのコアが増加すればそれに応じて電流も増加し消費電力も上昇します。
しかし実際の制御に於いては
処理の内容に応じて必要の無いコアを休止させたり
動作周波数を下げる事により電圧もある程度下げる事が可能ですから
単純に消費電力が倍増する事もありません。
動作周波数と電圧の関係は制御上の問題であり直接関係している事ではありません。
動作周波数を高くする場合電圧が低いままだと波形が短くなり
正確に読み取れない状況が発生します。
そこで電圧を上げ波形の振幅を大きくし
正確に波形を読み取れる様に制御されています。
(ただしCPUの動作としてある一定以上の電圧が必要ですし
指定された電圧を超えれば壊れてしまう事になります。)

CPUの性能を上げれば消費電力も大きくなる点については
同じ設計、製造プロセスになればある程度仕方のない事ですが
変更して効率の良い演算や低電圧化が可能になれば
性能を上げつつ低消費電力も可能になります。
又、使用する材料も見直し更に低電圧で動作が可能になれば
消費電力を抑える事が可能です。
例えばCore2シリーズで私の試したCPUを例にすれば
初期の65nmプロセスE6600(2.4GHz)をオーバークロックして2.8GHzで使用した場合
アイドル状態でV Coreが「1.208V」となり2.8GHz動作時には「1.336V」
45nmプロセスのPentiumDualCoreE6300(2.8GHz)では
アイドル状態でV Coreが「1.176V」となり2.8GHz動作時には「1.304V」
キャッシュ容量の違いはありますが動作周波数を揃え性能を近付けましたが
消費電力を実測すればV Core電圧の低いE6300の方が
アイドル状態で10W程度最大時には20W程度低い結果が出ました。
因みにTDP値は共にDualCoreで65Wとなっています。

又材料による例を出しますと
Core2QuadQ9550(TDP95W)とその低電圧版のQ9550S(TDP65W)がありますが
性能は殆ど変わりませんがQ9550Sの場合アイドル状態から2.83GHzの間に於いて
V Coreが「1.064V」前後で動作しており低電圧動作の低消費電力になっています。
低電圧で動作するシリコンを選別し生産すれば消費電力を抑える事が可能ですが
材料選別を行えばコストアップに繋がります。
購入したのはQ9550Sになりますが
確か購入時点でQ9550より1万円近く高価でした。

ノートPCの場合消費電力を抑える必要がありますから
ある程度低電圧動作のCPUを搭載する事になりますが
ノート用に設計したCPUとデスクトップ用に設計したCPUでは
例え同じ動作周波数でも性能差が生じデスクトップ用の方が性能が良くなります。
冷却が厳しくなるノートPCやコンパクトなPCに使用するノート用CPUでは
発熱を抑える為にコア当たりのトランジスタ数を少なくする事もあります。

インターネットやメール、ある程度の動画視聴程度なら
Atom搭載でグラフィックが強化されたIONでも十分だと思いますが
動画エンコードを行うのに勧められる様なPCではありません。
数値上の消費電力が高くても作業に要する時間が短くなればメリットもありますし
かと言って軽い作業を消費電力の大きい高性能なPCで行っても無駄があります。
自分の目的に合ったPCを検討しなければ駄目だと思います。

===補足===
一応この様なレポートがを見付けたのでページを紹介しておきます。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20100324/1023841/?set=ml

省電力となればCorei7の低消費電力版でTDP:18WとTDP:25Wがありますが
ノートPCで低消費電力版の用途としては
電池容量を十分に確保出来ない小型の機種に対して
長時間動作を確保する為の様な気がします。
欲しいと考えている機種に低消費電力版のCPUの設定が無い可能性も高く
通常版のTDP:35Wで考える事になると思います。
Corei7の2コア通常版(620M)とCorei5のTDPは共に同じですが
動作周波数が高いcorei7の方が最大時には若干消費電力が増加すると思います。
Corei7の4コアはTDP:45Wとなり
最大事には確実に2コアの製品より消費電力が増加しますが
アイドル状態ならその差はあまり無いのではないかと思います。
しかし720QMはCPUの価格だけで35000円程度の製品なので(820QMは5万円程度)
4コアのパフォーマンスを発揮する作業をさせないのなら
Corei5でも十分と言う事になると思います。
Corei5も動作周波数によって製品が揃っています。
シリーズが同じでCPUの構造も全く同じですから
動作周波数が高くなれば性能も良くなりますが
消費電力も微増すると考えて下さい。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ありがとうございました。

どうせなら最新機種であるcore i7のPCを購入したいと考えておりますが、セコイ話かもしれませんが、消費電力と本体の値段を気にしています。

今使っているPCのCPUがceleronの1.4GHzなので、もう骨董の域に来ています。
使用用途は今のところは趣味が多いのでcore i5でも良いかもしれませんが、なにぶんPCというのは数年経つと、すぐに使えなくなってしまいますからね。

Officeの2010が6月に出るらしいので、それがプリインストールされているPCを狙っています。

あなたの意見を参考にさせてもらって値段と相談で決めようかと思ってます。
詳しい解説を本当にありがとうございました。

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消費電力を考えるのなら、Atomのネットブックです。

  • 回答者:静 (質問から2時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

CULVノートのCore2Duo SU9400か Core2Duo SP9300が消費電力が低いがそこそこの性能があります。

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
  • 0
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

消費電力を優先するならCor i7 640UM搭載のノートPCだと思います。
http://club.panasonic.jp/mall/mylets/open/r/
この機種SSD版の場合、定格27W 最大45W バッテリー駆動時間7.5時間
はATOMに匹敵する消費電力です。
Cori3 330M 35Wに対しCor i7 640UM 17Wでほぼ同等のスコア(2300)です(LM、UMは消費電力が違うだけ)
http://hardware-navi.com/cpu.php

===補足===
ハイスペックならCor i7 720QM GT285M-1Gでも同じくらいの価格であります。
http://www.pc-koubou.jp/pc/model/clg641-gx_main.php

  • 回答者:匿名 (質問から31分後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ありがとうございました。
i7でもいろいろあるんですね。
消費電力の表が載ったサイトは参考させていただきます。

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