覚えやすさということについては、将棋の方が簡単です。
囲碁は、勝敗がいつつくかがわかりにくいとかなど、難解です。
ところで、囲碁・将棋とも、完全情報ゲームであって、安土桃山時代からプロが存在し、現代まで研究が引き続いているにも関わらず結論が出ていません。すなわち、ゲームとして考えた時、どちらも同じように非常に難しいとしか言えないと思います。
将棋は、何年か前までプロは先手の勝率が良く、やはり先手必勝のゲームではないかと考えられつつあったのですが、ここ数年はゴキゲン中飛車、一手損角換わりなどの戦法の登場により後手の勝率が良くなっています。これもゲームとしての難しさを裏付けています。
囲碁も数年前まで、プロではコミは五目半で黒の有利さは5目ないし6目と考えられていたのですが、六目半に改定され黒の有利さは6ないし7目とされるようになりました。これも、結論が出るのにはまだまだ時間がかかることを示しているものと思われます。