うつ病がひどい時は、何も受け入れられず周りが敵に思えて辛かったですね。周りの影響を受けやすい私は、無意識のうちに積み重ねていったストレスゆえのものでした。でも、幸い職場の上司も友達も理解があり、適度な距離を保ち過干渉なく、仕事を忘れて過ごせるようになりました。まだ休職中の身です。
この病気で失ったもの・・・。一時的ではありますが、給与・ボーナスの減額と旅の楽しみでしょうか。でも、これはまた取り戻せると思っています。
過去に捉われてばかりいると、良い「気」も自分の元には、やってこないと思うようになったので、今は失ったものより、得たものの大きさに意識がありますね。当り前のことができることの喜び。支えてくれた人たちへの感謝。
嬉しいことはすぐ忘れてしまいがちですが、良くないことは後々にまで残るものです。何故、そうなってしまったのか・・・。それは何かメッセージがあってこそ与えられた時間・環境だと思っています。そこで自分がどう受け止め、次に進むかによって、人生は変わってくると信じています。
否定的に考える人はそういうクセが身についていると思うので、事実は否定的なものでも肯定的に解釈する訓練を積む必要があるなぁーと最近よく思います。
それを見事に世間に伝えていたのは、先日の赤塚不二夫さんの葬儀で、タモリさんが読んだ弔辞の内容に表れていると思います。
長い人生、何かしら人と関わって歳を重ねていきます。出会う人すべてが自分にとって良い人ばかりだけではありません。前の奥さんとは共に歩むパートナーではなかったのでしょう。弱い自分を見せられること、また相手がそれを受け入れてくれること。お互いの理解がなければ、一緒に暮らしていても苦しい生活だったと思います。
マイナスの波動を持っている人には、同じ波動の人や魂が集まりやすいとも言われています。うつ病にかかる人は責任感が強く真面目で良い人が多いですね。意識を少しずつプラスに持ち、周りに身を委ねることも、ある意味、強さの秘訣かもしれませんね。
これから先に明るい未来が広がることをお祈りしています。