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「破壊王」とあだ名された力士についての論評です。どのような感想を持ちますか?

「ゴロニャン大相撲」より
★様々な力士を病院送りにした魁皇
http://nekochan.iza.ne.jp/blog/entry/2365132/

魁皇が引退しました。千代の富士の通算勝利だとか、幕内在位だとか、大関在位だとか言われますけど、魁皇の何よりの記録は数多くの力士達を病院送りにし、そして相撲人生を潰してきた小手投げだと思います。

以前、魁皇の小手投げについて書かせて頂きましたが、それについて再度書かせて頂きます。



小手投げ名手の大関として真っ先に上がってくるのは昔の貴ノ浪と今の魁皇でしょう。しかしこの2人の小手投げには大きな違いがあります。

貴ノ浪の小手投げで怪我をした人はほとんどいませんが、魁皇の小手投げは数多くの人が病院送りとなっているのです。

被害者は玉乃島、栃乃洋、小城錦、浪乃花・・・などなど数え切れず、破壊王という異名もあります。

では同じ小手投げでも貴ノ浪の小手投げでは怪我しないのに、どうして魁皇の小手投げは怪我するのでしょうか?

それは小手投げする際の肘の決め方に原因があるのです。貴ノ浪の小手投げは貴ノ浪の身長の高さ・懐の深さを活かしたものです。

懐に飛び込んだ(誘い込まれて飛び込んでしまった相手)を抱え込んで・・・肩の高さを同じにします。そうすることで貴ノ浪は膝にバネがあるのに対し、相手力士は膝に全く自由が利かない状況となります(つまりロックがかかってしまうのです)。

相手の力が無になったところで小手投げをうつのです。きまっているのは肘ではなく上腕部です。上腕部の内側に急所があり・・・そこを決めていて・・・肘には負担をかけていないので、怪我をすることはありません。

一方の魁皇の小手投げは魁皇の並はずれた腕力を利用したものです(幕下時代から握力は100kg、水道管を壊したなど・・・怪力エピソードには事欠きません)。魁皇の小手投げは相手を懐の中に引っ張りこむものではなく、相手の1本の腕を魁皇が全体重をかけて抱え込みます。

そして相手の肘を手繰って・・・とったりをうつイメージで小手投げを打ちます。結果として魁皇の全体重が相手の肘にかかってしまい、多くの力士が病院送りとなっているのです。

そしてこの魁皇・・・幕内在位は高見山を越え、大関在位も史上1位。通算でも千代の富士を超えましたが、多くの力士を怪我で病院送りにしているわけですから・・・どうかなあ?とも思います(勿論わざとしているわけではないでしょうけど・・・)。

かつて100kgの旭道山の張り手で多くの大型力士が餌食となって、張り手が禁じ手となりましたけど・・・なぜ魁皇の小手投げが禁じ手にならないのか?

禁じ手になることはないと思いますが、控えるようにとの要請があってもいいと思うのですが・・・(これは個人的な考えですけど・・・)。それだけ魁皇の小手投げというのは凶器なのです。



これは魁皇の小手投げの動画です。

http://www.youtube.com/watch?v=DvpXdQ0pGWA

とても危険だと思います。

★私は「非常に詳しく、大相撲に深い知識を持った優れた論評だな」と思います。

どう感じますか?

  • 質問者:魔法使いジュリー
  • 質問日時:2011-07-30 07:39:56
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

たくさんのご回答に感謝いたします。引退は本当に残念ですね。

禁じ手にするのは反対です。
取り組みの流れで出るもので規制をなんでもかけたら
相撲の醍醐味を否定することになってしまう。

  • 回答者:匿名希望 (質問から5時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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柔道の反則技のスタンディングからの脇固めに、近い感じなのでしょうか。
効きそうですね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から14時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

これは問題ですね・・・規制すべきだと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から8時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

そんなに危険だったんですか・・・知らなかった。

  • 回答者:匿名 (質問から7時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

それだと危険ですので
規制するべきです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から5時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

質問者さんは怪我をさせる危険な行為との認識のようですが、他の決まり手で危険な行為はいっぱいあります。
「きめ出し」「きめ倒し」もある意味での関節攻撃であり、痛みで我慢できなければ土俵を割るしかないのです。
相撲の決まり手にあるわけですから、違反行為でない限り、許されるべきだと思います。

ちなみに、小手投げの名手は昭和34から44年にかけての元関脇「青ノ里」と記憶しています。

  • 回答者:匿名 (質問から4時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

いえ、サイトに載っていた論評を引用したまでで、私自身は魁皇の小手投げについては「危険だから禁じ手にしろ」という考えではありません。

私は「この論評者は知識も豊富で鋭い意見ですね」と言いたかっただけです。

ご回答ありがとうございました。

相撲道のルールに
のっとって、するべきで
禁じては
規制すべと思いますね。

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

規制するべき行為です。

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

なんでもありになっちゃうのできちんと規制するべき行為です。

  • 回答者:匿名 (質問から26分後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

これは問題ですね。
なぜ協会は対応しなかったのでしょうか。
あるいは、本人が自覚して封印しなかったのでしょうか。
あまり褒められた力士ではないようですね。

  • 回答者:匿名 (質問から19分後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

朝青龍のバックドロップまがいの吊り落としと同じように小手投げも禁じ手になることは無いと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から15分後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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