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質問

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この夏、京極夏彦さんの「巷説百物語」シリーズを読みました。
今まであまりの本の厚さに敬遠していたのですが、
読んでみたらすごくおもしろくてはまりました。

京極さんの他の本も読んでみたいのですが、
どれがお薦めでしょうか?
簡単なあらすじというか、紹介や感想を添えていただけるとありがたいです。

  • 質問者:あみ
  • 質問日時:2008-08-29 02:18:42
  • 0

京極さんのシリーズは、特に初期に出版されたものは、
でた物から順番に読んでいくと、1巻に出てきた人が3巻に
からみ、2巻で出た人が3巻も顔出し・・・というふうに、
事件は解決しても、人間関係が続くことが多いです。

初期のシリーズは特に、「出た順番」で一気読みすると
シリーズとしてのまとまりとか、人物設定とかが分かりやすいです。

なので、初版発行年が古い順に読むのがベストです。

姑獲鳥(うぶめ)の夏
魍魎(もうりょう)の匣(はこ)
狂骨の夢
鉄鼠(てっそ)の檻
絡新婦の理(ことわり)
塗仏の宴 宴の支度
塗仏の宴 宴の始末
陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず)

このあたりまでが、京極堂・先生・探偵あたりが出てくる話。
このへんまで読み終わったら、あとはご自由に〜!
amazonに行けば、簡単なストーリーも出ていますので、
それもご参考に。
周囲で評価が高いのは「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」ですね。
もっと限定こういう世界が好きでたまんないマニアには、こちらよりも
「鉄鼠(てっそ)の檻」の謎の禅寺に興味津々。
「陰摩羅鬼の瑕」は、ふっ〜っと作風が代わり、大人のファンタジー的要素が
入っているイメージを受けました。

  • 回答者:美衣 (質問から23分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

探偵さんが出てくるシリーズ(?)らしきものがある、というのは聞いていましたが、
よくわかっていなかったので、すごく参考になりました。
やっぱり発売順に読むのがよいのですね。
順序も、単行本やら文庫やらいっぱい発売されていて、なんだかわからなくなっていたので、
順番に書いてもらって助かりました。(^.^)

あの厚さでこの冊数、というのは、ちょっと気が遠くなりますが、
順番に読んでみたいと思います。
詳しい解説、どうもありがとうございました。

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