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質問

終了

新聞奨学生になって、無事に大学を卒業された方、
いらっしゃいますか?

かなり前ですが、私の高校にきた教生先生が
「新聞奨学生にはなるな、同級生で、もうこれは心身ともに限界だと
友人たちで相談して、みんなでやめさせる手続きをとったことがある」と
言ったのを覚えています。

今は 夕刊の配達をしなくていい制度もあるそうですが、
本来ならしないはずの集金業務につかされることもあると聞きます。

今住んでいる地域には、新聞奨学生の説明会は来ません。
自分の子どもに、または友人の子どもに勧められるような
実態かどうか、お教えいただきたいと、お願いいたします。

  • 質問者:マーノ
  • 質問日時:2008-09-02 01:01:04
  • 0

30歳女性。
高校在学中からトータル5年半、地元(都内北部)で新聞販売店で働いた経験があります。

ご本人が進学する学部や、地域、受け入れ先の販売店によって、条件や待遇は大きく変わります。
母体である新聞社によっても契約内容の選択肢が変わりますので、資料請求または問い合わせをされてはいかがでしょうか。


以下は私の経験から…だいぶ昔の話ですが…

奨学生ではなく販売店直接雇用だったため、学費は給与から全額自己負担でしたが、配達のみ(3年半)、社員と同じ仕事をした時期(1年)、折込チラシをまとめる仕事(1年)と融通を利かせてもらえました。

同僚の奨学生は予備校生・専門学校生・日本語学校生・大学生と多種多様でした。
卒業まで勤めきった人もいますが、予備校>各種専修・専門学校>大学で、少数でした。予備校生が比較的多かったように記憶してます。彼らのほとんどは進路決定度、奨学生を卒業していきました。
専門・大学生の大半は、体力や学校とのスケジュール調整、金銭的な問題もあり、学業優先する(=途中でやめる)か業務に忙殺される(=学校は休みがちになる)人に分かれました。

目的意識がなく流されやすい方、健康問題を抱えている方、優秀な成績をとりたい方、実験や演習の多い学部(医療系、理系やスポーツ系など)はお勧めできません。
新聞配達と学業で手一杯で、サークル活動や飲み会への参加は難しいと思われます。(うまく休みを組み合わせて息抜きをすることは可能ですよ)
また、集金業務以外にも店舗によって雑務(電話当番、翌朝分の折込チラシを機械でまとめる)や達成目標(集金回収率、顧客継続・新規顧客獲得率、誤配率など)があります。

ちなみに大学卒業まで勤め上げた人は、
・京都出身♂ … 私大語学系(一般的な成績で卒業)→ 専門商社
・新潟出身♀ … 私大経済系(ギリギリの成績で卒業)→ 就職 → 留学後現地就職
・中国大陸出身♂ → 日本語学校 → 専門学校 → 大学編入し卒業

  • 回答者:あさひよみうり (質問から10時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

随分頑張られたのですね、尊敬いたします。
販売店直接雇用というシステムがあることも初めて知りました。
確かに工学部などは、実験室がねぐらになると聞いたこともありますので、
新聞奨学生として卒業するのは無理でしょうね。
いろいろなケースを細かく説明していただき、大変参考になりました。
ありがとうございました。

並び替え:

当方4大卒(成績不良で5年行きましたが)で入学から2年間の新聞奨学生の経験があります。20年近く前です。決められた区域200軒程度の朝夕刊の配達・集金に携わってました。2年でギブアップした理由は親が残りの学費を工面できる見通しが立ったこと、2年目の春に事故を起こした自己不信と不安などです。

待遇は新聞社によって、あるいは販売所によって違ってきます。配達部数、休日、付帯業務の有無など。やってみなければ分からない部分が多くあります。各新聞社それぞれ資料は用意されているのでまずは首っ引きで比較検討しなければなりません。いざ始めるにあたり、販売所への配置の時点で条件を言うことも多少は出来ます。

他の方も記されてますが、そこそこの自己管理が求められ、多くのキャンパスライフは制限されます。ただ人と接する業務なので、社会人としての予行演習にはもってこいだと思います。自分で稼いで学校行ってる、というどうでもいいような誇りも持てます。

一歩踏み込んで申し上げるなら、「1年くらいは、やってもいいのでは」です。

  • 回答者:ぽんこつ (質問から14時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

なるほど、大学生活の途中まで新聞奨学生でいらした方のご意見も
大変貴重ですね。
大変な思いをされたこと、ご拝察いたします。
「1年くらいは、やってもいいのでは」という言葉には重みがあります。

新聞社にもカラーはあるでしょうし、販売所の方々がどのようなお気持ちがあるか、
これはもう、運のようなものですね。

まずは資料の取り寄せや ネットでの情報収集から
始めてみます。ありがとうございました。

学費を稼ぐには、仕方ないのではないですか?

  • 回答者:ぺん (質問から3時間後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

つづけられない制度や仕組みに飛びつくよりは、
実態を経験した人の話を知っておきたいと思いました。
確かに私が高校生だった時代に比べれば、状況は改善されているかもしれないですが、
大学生活自体も その頃とは変わっていると思うのです。
ありがとうございました。

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