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CALSとは何ですか?解りやすく教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-10-19 00:01:18
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回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
終了時間・0:51

生産者と消費者の間で製品やサービスに関する情報を共有し、設計、製造、調達、決済をすべてコンピュータネットワーク上で行うための標準規格。データの表現形式やデータ交換の手順などを定めた規格群で構成される。米国防総省が資材調達の支援システムとして開発した規格をベースとしている。当初は資材調達だけを目的としていたが、次第に適用範囲が広げられてきたため、名称も「Computer Aided Logistics Support」→「Computer Aided Acquisition and Logistics Support」→「Continuous Acquisition and Life-cycle Support」→「Commerce At Light Speed」と変遷している

http://e-words.jp/w/CALS.html

===補足===
CALSとは、設計から開発、調達、生産、受注、納入といった製品ライフサイクルの一連の流れについて、会社等の垣根を超えて、一貫して情報管理を行い、製品ライフサイクル全体でのコストの低減、品質の向上を図るコンセプトのことを言う。
またはそのような情報管理を行うための規格。
http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_1885.html

Calsとは、生産・調達・運用支援統合情報システムのことです。
製品の製造などのプロジェクトの活動において発生する情報を電子データ化し、企業間で情報の共有を行ってコストの削減と品質の向上を図ることを目的とする概念のこと。

米国では、ロジスティクス業務の効率化をねらって、軍と防衛産業との間で行われるロジスティクス関連データ(文字、文章、図面、図形、映像など)の交換を、広く合意されたデータ交換標準を用いることにより、異機種コンピュータ間の壁を乗り越えて行おうとするものでした。
その後、CALSは軍の領域から、民の領域にも拡大され、21世紀の製造業の戦略と認識されるようになり、多くの企業はCALSをBPRの手段として捉えました。
更にインターネットの普及に伴い、CALSは電子商取引(EC:エレクトロニックコマース)の一環に取り込まれるようになっていきました。

米国より遅れること10年。日本でも1995年にCALS推進協議会を設立。
官民力を合わせ、多くの活動、取り組み、努力がなされ、多大な成果を上げ、その後、インターネット、EDI、ECを中心とした新しい動きがあり、CALS推進協議会は2000年5月その活動ならびに成果を、ECOM(電子商取引推進協議会)に引き継ぐことになりました。

http://www.buturyu.net/abc/cals.html

調達から設計,開発,生産,運用管理,保守に至る製品のライフサイクルに関する情報を統合データベースで一元管理し,各工程をサポートしようという米国のビジョンを指す。主に製造業の活性化と国際競争力の強化を狙っている。各工程での情報のやりとりを円滑にするため,世界的な標準や標準的な統合化技術を使うのが特徴である。「運用期間中の支援」などと訳される。
 CALSの考え方に基づくシステム導入の効用には,開発リード・タイムや仕様変更処理時間の短縮,取引時のデータ・エラーの減少や作業効率の向上,製品品質の向上や在庫の減少,教育時間の短縮などが考えられる。ペーパーレス化の推進や大幅なコスト・ダウンも期待できる。
 CALSは1985年に,米国防総省(DOD)がコンピュータ・ネットワークを利用して軍需物資の調達を高度化するために始めたプロジェクトの名称。当時はComputer-aided Acquisition and Logistics Supportの略で「コンピュータによる調達と後方支援」と訳されていた。民間企業にこの考え方を採用しようという機運が高まり,防衛色をなくすため名称が変わった。Commerce At Light Speed(高速の商業取引)の略語としようとする動きも定着している
http://itpro.nikkeibp.co.jp/word/page/10002200/

  • 回答者:匿名 (質問から3分後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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