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ミニトマトの栽培方法の質問
本州中部標高670mの山裾寒冷地で休耕田を借りて家庭菜園やって居ります、ミニトマトが赤く美味そうに実りましたが、完熟するとひび割れてしまいます、雨に当たるとひび割れるとは聞いて居りまして、現に大きい方のトマトは鉄パイプでアーチを組み、ビニールの屋根の下で育てて居りますが、ミニトマト迄は手が回りませんでした。
現状大きく成長した木にすっぽり屋根で覆う事は出来ませんが、雨対策以外に何かひび割れを防ぐ方法が無い物かお尋ねします。
真ん丸く小粒のミニトマト、これがひび割れしますが一番美味しく、別に細長いミニトマト・・・これはひび割れしないが皮が硬くて食感良くない、もう一つ10年以上実生を受け継いで居るミニトマトが有るのですが、大粒でひび割れの度合いは小さいですが、柔らかく味は淡白、・・・高冷地向き、ひび割れしない、家族少人数で食い切れないので、収穫量より美味しい品種を来年の為にご紹介下さい。

  • 質問者:しげ
  • 質問日時:2008-09-04 12:33:04
  • 1

雨対策以外となると、早どり追熟くらいでしょうか。
ミニトマトの場合、大玉に比べると樹上完熟品と追熟品の差はさほど目立た
ないはずです。
・・・逆に言えば、気をつけていれば気づく程度の差は出ますが。
完熟を目指して裂果で出る収量ロスを見込むか、追熟で出る味のロスを見込
むか、このへんは難しいところで、悩みどころですね。

土が乾いたところで急な雨を食ったら割れるというのはトマトの本質的欠点
です。これはもうトマトの根の性質に依存するものですから、露地で天水に
頼った栽培をする以上は避けられない問題かと思います。
もともとトマトとしては鳥に食ってもらって種を広げるために、実を赤くし、
旨い味をつけ、柔らかい果肉を用意しているわけで、それを人が改良して利用
しているに過ぎないわけですから。

これに耐性を与えるには、どうしても無理が出て、食感という大きい犠牲を
伴わなければなりません。
露地で割れないミニトマトは皮が硬いか果肉がやたらに厚く、食感はよくな
いものになってしまうのです。
ただ、このタイプのミニトマトは加熱して食べるとなかなか乙なものです。
細長くて硬いミニトマトは焼いたり炒めたりしてもかたちがグズグズに崩れ
ることがないという特性を逆用して、縦半分に切り、鉄板焼、串焼、野菜炒め、
汁の実など、普通のミニトマトは使わない、使えないようなところでいい風
味を出してくれますよ。

また、畑では使えませんが、つまりこれは乾湿の差が大きいと出てしまうも
のなので、水耕栽培にして常に湿った状態に置くか、永田農法として有名な
常に乾燥した状態に置くかすれば、割れることはありません。
雨よけをするのも、できるだけ土中の水分量の変動を少なくするために行う
作業なのです。

  • 回答者:まなかじ (質問から1日後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

まなかじさん大変詳しくご説明有難うございました、勘違いして居りました、実に直接雨が当たると裂果すると思って居りました、根や水の事も聞いては居ましたが内容掴めず、まなかじさんの今回の説明でよく解りました。
早穫りする事考えますと、狭いお勝手で長時間置く場所に困りますし、これから保管場所等考えて対応しようと思います。
この度は色々勉強させて頂き誠に有難うございました。

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