家庭菜園でねぎを作ってて居ますがさび病が出てきました何か防ぐ方法を教えてください|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

長ねぎでしたら、放っておけばそのうち収まります。
病気が発生するのには適切な温度と湿度が必要で、長ねぎは栽培期間が
とても長いことから、病気が出ない時期まで待てば、新しい葉が出て、
きれいになってしまうからです。
また、病気が出ている間に収穫したい場合でも、葉の見た目は悪くなり
ますが、主に食べる白い部分には特に問題はなく、商品化するのでなけ
れば実用上は大丈夫です。

葉ねぎの場合は、病気が出る部分を食べるものなので、長ねぎよりは長く
かかりますが、我慢していれば病葉は老化して落ちます。
また、引っこ抜いて収穫せず、出た新葉を摘んで収穫するようにすれば、
病害発生期間中も使えないことはありません。

ただ、さび病は周囲に伝染する病気なので、市民農園や貸農園で作って
いる場合や、近所にネギ農家がある場合には、きっちり防除せねばなり
ません。
周りの迷惑になるからで、無農薬云々は言っていられないです。
殺菌剤としてラリー水和剤（ミクロブタニル）ストロビーフロアブル
（クレソキシムメチル）アミスター（アゾキシストロビン）などが使われ
ています。

とはいうものの、さび病の病菌は薬剤抵抗性がつきやすく、むやみに薬
をまくのも考えものです。
また、ネギの葉は白粉がたいへんよく水をはじくので、展着剤を使っても
なかなか必要濃度で薬をまくことができず、過剰使用になりやすいです。

さび病菌はアルカリ性環境では胞子の発芽ができないことから、土の表面
に消石灰を薄くまく（苦土石灰やカキガラ石灰は効果が劣ります）ことで
病菌の伝播をある程度抑制できますので、これと併用するとよいと思いま
す。

回答者：まなかじ (質問から3時間後)
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