ブロイラーは機械生産されたような「鳥」で食事の価値がありません。
(背景は、マンガ「美味しんぼ」※以下抜粋です)
よって、地鶏が好きです。
※第一巻、第9話「舌の記憶」で、ブロイラーに関する抜粋です。
山岡:これが最新鋭の大型養鶏場だ。
ゆう子:これが養鶏場?まるで工場みたい!
山岡:中を見れば本当に工場だってことがよくわかるよ・・・・。
工場の人:この養鶏場にはほぼ毎日のように生まれたばかりの
ヒナが運ばれて来ます。
ゆう子:どうしてこんなに暗くしておくんですか?
工場の人:明るいと元気づいて余分に動くでしょう。
そうするとエネルギーを無駄に使って、餌も余分に食べる。
不経済ですからね。
(場面が変わって)
この鶏舎の鶏は生後2ヶ月です。
ゆう子:びっしりすき間なく詰め込まれているわ・・・。
こんな暗いところにこんなにたくさんの鳥が、
じっとしていると何だか気味が悪い・・・・。
工場の人:2ヶ月以上飼っても餌の消費量の割に体重は増加せずに
不経済なので、出荷します。
(出荷の場面)
山岡:鳥が太陽を見るのはこの時だけってわけか・・・・。
ゆう子:出荷って?
山岡:殺すのさ。
そのあと、屠殺と処理工場の内部が描写されています。
工場の人:殺すところからパッケージまで流れ作業で進んで行きます。
衛生の面からも経済の面からもこれが最高です。
工場をあとにして、山岡にゆう子が言う。
ゆう子:ほんとにこれは肉を作る工場だわ・・・・。
あんな狭い所にあんなにたくさんの鳥を・・・・、
病気になったらどうするのかしら・・・・。
山岡:餌の中に抗生物質が入っている。病気予防のな・・・・。
ゆう子:ええっ! それじゃそんな鳥肉をあたし達は食べさせられてるの?
山岡:でも、それが経済的で衛生的だと認められてるんだよ。
ひどいもんだ・・・。
ゆう子:信じられない。あんなの食べ物じゃない。エサだわ・・・。
山岡:うん?
ゆう子:あんな鳥肉をあたし達が食べさせられているとしたら、
あたし達はあの暗がりの中で飼い殺しになっている
鳥と同じだわ。
鳥は配合飼料をエサとし、あたし達はその鳥を
配合飼料がわりに食べている。
あたし達と鳥とどこに違いがあるの?
これを読んだら、ブロイラーが苦手になりました。
(節約のためにガマンして食べていますが)