今、理系のすべてではないにしても、工学部系を中心に、
理系のかなりの学校の学生は、
院に進んで当たり前、という時代になりつつあります。
企業側も、「4年でなにができたの?」という姿勢ですし、
団塊の世代がどんどん退職しているなか、
専門の知識を持って さらに学んでいこうとする学生のほうが、
就職にはつよい傾向があるようです。
友人のお子さんも、今、理系学部の4年生ですが、
自分の行っている大学よりもさらにレベルの高い大学院を受験して
合格しましたし、
ほかの友人のお子さんは、東大理Ⅰにストレートで合格しましたが、
私の第一印象は、「あ、6年だね、大変だね」でした。
今後、お子さんが、大学の中で、どれほど一生懸命に勉強し、
専門性を深め、4年で卒業するにしろ 院に行くにしろ、
何を身につけたか、が勝負ではないですか。
そして、お子さんが それを分かっているかどうか。
私も私の子どもも理系ではありませんが、
東京理科大が 優秀な大学であることは十分理解しているつもりです。
日大や東海大が有名なのは、理科方面で実績を上げているからではないでしょう。
単に、学生が多いとか、附属の高校がたくさんあるとか、
甲子園に出てくることが多いとか、
その程度だと思います。
たとえば、東京理科大に合格してるのをけって、
日大や東海大の理科系に進むというのは、
特別に、日大や東海大でしかできないことがある場合のみでしょう。
正直、考えにくいです。
お子さんへの投資は、正直これからも続くかもしれないですが、
お子さんがまじめに勉強している限り、裏切られるようなことはないと思います。
信じて、見守ってあげてください。