すべてのカテゴリ » 知識・教養・学問 » 知識・学問 » 芸術・言語・文学

質問

終了

しずけさや岩にしみいる蝉の声   奥の細道で松尾芭蕉が詠んだ俳句です。
この蝉とは何蝉ですか?

この蝉は「ニイニイゼミ」だそうです。
http://www.bashouan.com/psSemi.htm

山寺の蝉論争について

芭蕉の「閑さや岩にしみ入蝉の声」の「蝉」が、どんな蝉であるか、単数か複数かなどにについて多くの議論があり、昭和の初期には、歌人・精神科医の斎藤茂吉(1882~1953)と、夏目漱石門下で芭蕉研究家の小宮豊隆(1884~1966)との間で激しい論戦が繰り広げられた。

茂吉はジージーと鳴くアブラゼミであると主張し、小宮はチィーチィーと小さく鳴くニイニイゼミであると主張した。山形県出身の茂吉は、山寺のことだけに一歩も譲ることができずアブラゼミで押し通した。

そのうちに、これらのセミの活動時期を調べ論戦に決着をつけようということになり、実際に山寺に入って調査が行われた。その結果、芭蕉が山寺を訪れた7月13日(新暦。旧暦では5月27日)ごろ鳴き出しているのはニイニイゼミで、山寺界隈ではこのころまだアブラゼミは鳴かないということになり、茂吉が敗れた形で蝉論議は終結した。

  • 回答者:お助けマン (質問から2時間後)
  • 2
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

松尾芭蕉が立石寺を訪れた7月13日に確認されるセミの種類は
ニニゼミがほとんどです。
しかしヒグラシやアブラゼミも少しですが、鳴くことがあります。
有力なのはニイニイゼミですが、ヒグラシやアブラゼミの可能性もあります。
何ゼミだったという記述がないので、それが分かることはないでしょう。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から12時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

諸説あり

今では アブラ蝉より
ニイニイ蝉派が優勢の様です

この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。

立石寺で読んだ俳句ですが「ニイニイゼミ」だそうです
かなり寺は高いところにあり、静寂の中でセミが余計に聞こえたんでしょう

  • 回答者:シゲ (質問から5時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。

下記サイトに掲載されていますが、現在では「にーにー蝉」とされています。

http://www.ese.yamanashi.ac.jp/~itoyo/basho/okunohosomichi/okuno23.htm

  • 回答者:yamazz (質問から15分後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る