かにサボテンが、去年から咲きません。細長い葉っぱばかり出てきて・・・古かぶで、その前まではたくさんの花を咲かせたのに・・...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

カニバサボテンの性質として、「短日性」というものがあります。これは昼が短くなると蕾をつける準備をする性質です。ですから、カニバは春に開花します。他にもポインセチアが短日性で有名です。

ということは、夜が明るいと、まず、開花しません。日没から日の出まで必ず、暗くしてください。明かりの下や、外でも街灯やリビングの漏れ光などもいけません。また、暗くしている間、例えば真夜中に1時間くらい光をつけただけでも、だめです(光中断といいます)。
逆に言ったら、夜を長くしてやると、自然よりも早く蕾をつけることができます。短日処理といって、夕方6時ごろから朝6時くらいまで段ボール箱などをかぶせて、真っ暗にしてあげると、１～2ヶ月で蕾をつけます。
ただし、日中はよく日に当ててください。暗いのがいいからと1日中押入れなどに入れてはだめです(夜に押入れに入れるのはかまいません)。夜は暗く、昼は明るくです。

また、蕾がついたら、短日処理をする必要はありません。ただ、小さい蕾は繊細なので、環境を急に変えないようにしましょう。

最後に、「カニ(バ)サボテン」ですが、最近はほとんど見ることができません。大体は「シャコバサボテン」です。
カニバは葉(実は茎)のふちが丸みがあり、シャコバはとがります。株もカニバはややたれ気味。シャコバはやや立気味です。開花もシャコバは早ければ年内、カニバは早くても年明けになります。
なお、そういう違いがありますが、ともに短日性を持っています。
ですから、一日中部屋の中では、夜が明るくて蕾をつけません。恐らくそれが原因と思います。

回答者：ぶんた (質問から10時間後)
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この回答の満足度

とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

ウワ～～感激です！！
とても詳しい情報をありがとうございました。
今、挿し木にして育てているほうは咲いているので、シャコバなのかもしれませんね。

ぶんたさんの情報のように、早速今日から、夜は長く昼は短くしてみます。
皆さんの暖かい、貴重な情報に感謝します。
本当にありがとうございました。

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