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ニホンオオカミはなぜ絶滅してしまったのですか?

  • 質問者:ロボ
  • 質問日時:2008-11-26 23:06:14
  • 4

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答ありがとうございました。

満足度1 の場合→ 回答ありがとうございました。
満足度2 の場合→ やや参考になりました。回答ありがとうございました。
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農耕を営む日本人にとって、オオカミは田畑を荒らすイノシシやシカを退治してくれる守り神でした。しかし、18世紀の中頃に狂犬病という病気が海外から侵入すると、人々のオオカミに対する認識が変わってしまいました。
 それまでは穏和と思われていましたが、狂犬病にかかったオオカミは人を襲うこともあったので、凶暴な動物と思われるようになったのです。また、同時期に高性能の銃器が開発されていったことも、オオカミ絶滅の大きな要因となりました。 “凶暴化した"オオカミは撃ち殺される対象になりましたし、オオカミの食べ物であるシカも高性能の銃により乱獲され、数が激減しました。江戸時代後期になると農業技術が進歩して、自然に依存しようという気持ちが薄らいだため、オオカミが田畑を守る神様であるという意識も、それに伴って薄らいできていました。
 明治時代になってすぐに「赤頭巾ちゃん」などの童話に代表されるオオカミを敵対視する西洋の文化が導入され、英語のテキストにも採用されました。こうして、オオカミは悪者であるという考え方が普及し始めたことも、オオカミ駆除に拍車をかけたと考えられます。
 さらに、イヌとの接触により、ジステンパーという伝染病が蔓延したことも、絶滅の原因の一つと考えられています。
 ニホンオオカミは今からちょうど100年前の1905年に捕獲された個体を最後に、その生息が確認されていません。このように、ニホンオオカミの絶滅はいくつかの原因が重なって起きたものと考えられていますが、どの原因にも人間が関係しているといえます。

  • 回答者:匿名希望 (質問から4時間後)
  • 19
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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やはり、人が獲物として乱獲したからでしょうし
食べるエサも住める場所も少なくなり
病気にやられて全ていなくなってしまったのでしょうね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から3時間後)
  • 9
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回答ありがとうございました。

地球温暖化やえさになるものが減っているなど、色々な要因が重なってですね。

  • 回答者:sooda (質問から3時間後)
  • 4
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回答ありがとうございました。

江戸時代に、狂犬病が伝来したのが、ニホンオオカミ、エゾオオカミが絶滅した主因と思われます。
元々は滅多に人は襲わず、畑を荒らす草食獣を駆逐してくれる「大口の真神」としての信仰が有ったようですが、狂犬病によりきがあらくなり人や家畜も襲うよ事が多くなり、治療法もなく死んでいく身近な命を見て、急速に信仰は失われたと思います。
さらに明治になりジステンバーも加わり、餌になる草食獣の減少したので人多そうことも増えたので、駆除の対象になり絶滅しました

===補足===
襲うよ事が多くなり・・・・襲う事が多くなり
人多そう・・・人を襲う
誤字が多くて、申し訳ない

  • 回答者:狼男 (質問から31分後)
  • 4
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参考になりました。回答ありがとうございました。

狩猟による乱獲が原因ですね。
江戸時代は、鉄砲の使用が制限されていたため、鉄砲による狩猟は武士階級だけが許可されていました。
といっても、使用する時は必ず幕府に届出を出さなければならず、届出を出さずに使用していることが幕府にバレれば、戦の準備をしていると因縁をつけられて、領地没収とお家断絶になります。
明治以降になると、当初は外国製の猟銃は高価であったため、とても狩猟に普及することがなかったのですが、のちに国産の安価な猟銃が出回ると、たちまち普及して狩猟する者が多く出て、そのため狩猟の乱獲によって絶滅したそうです。
当時は、今のように猟銃所持の規制はなく、銃そのものには所持許可証.年齢制限.狩猟指定地域などの規制はなく、親子で猟銃を持って狩猟を楽しんでいた時代で、実弾を購入した時にだけ警察に届出を出していただけでした。
その乱獲によって、二ホンオオカミだけでなく、日本に生息していた数多くの動物が絶滅したことは、あまり知られていないのが現状です。
その中で、トキは危うくその被害から免れた運の良い動物の一種にしか過ぎません。

  • 回答者:ヨーク軍曹 (質問から29分後)
  • 6
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

狂犬病だったかジステンバーだったかで、
激減したのと乱獲というか害獣駆除されたためだったと記憶しています。

  • 回答者:剥製しかない (質問から28分後)
  • 4
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回答ありがとうございました。

害獣として人間に駆逐されてしまったのではないでしょうか。

  • 回答者:匿名希望 (質問から25分後)
  • 3
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回答ありがとうございました。

とあるサイトによる文章からですが、


オオカミはサルやシカやイノシシなどと共に森の重要な構成メンバーでした。農耕民族である日本では、江戸時代まで、オオカミは田畑を荒らす獣を退治してくれる守護神だったようですが、牧畜民族である西洋では、オオカミを憎み、誤った恐怖心を募らせて徹底的に虐殺して来たそうです。

20世紀、人は人の利益のためだけに自然環境を改変し、産業を発展させ、爆発的に人口を増やして、おびただしい生物を滅ぼしてきました。そして、かつて北半球の広域に分布していたオオカミを、絶滅の危機にまで追いやりました。

オオカミがいなくなった日本の森では、シカやイノシシの数が殖えすぎて、森林生態系にひずみが生じ、その破壊が進んでいます。

小鳥がさえずり、シカが飛び跳ね、サルやクマが木の実を探す昼間の森、キツネやタヌキが渉猟し、オオカミが遠吠えする夜の森。森のメンバー全員がそろっていなければ、完全な生態系とは言えないのです。


1970年代からは、オオカミを保護し回復させる運動も、世界各地で活発化しているようですが・・・。

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回答ありがとうございました。
お礼コメント

ニホンオオカミの事を聞いているのですが。

えさになる生き物が減った。
人が獲物として狙った。
伝染病にやられた。

結果、全部死んで絶滅したようです。

  • 回答者:わんわん (質問から5分後)
  • 3
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。

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