質問

終了

ニュース映像のモザイクでどうにも理解できないものがあります。それは、逮捕・連行される犯人の手元にかけられたモザイクです。

他のモザイク、例えば車のナンバープレート、店名の書かれた看板、特定の家や街並の外観、などは、プライバシーの保護の観点から個人を特定できないようにモザイクをかけるのはよくわかります。

でも、連行される犯人の手元にかけられたモザイクが隠しているのは「手錠」であり、それはいくらモザイクをかけても明らかです。また、犯人は名前も顔も逮捕されたことも事実として報道されているわけですから、犯人のプライバシー保護にもなりません。いったいあのモザイクはどういう理由から必要とされているのでしょうか？

質問者：klassy
質問日時：2009-01-03 12:18:23
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回答してくれたみんなへのお礼

皆さん、ご回答ありがとうございました。
容疑者の人権保護のため、というご説明が大半でしたが、でも、いくらモザイクをかけてもそこに手錠があることは誰が見ても明らかであり、犯人だろうと容疑者だろうと逮捕された事実は報道されてしまっているわけだから、手錠にモザイクかけてもまったく人権保護にならないと思うんですよね。手錠そのものを見えてなくしても、手錠をかけられた姿は丸見えな訳ですから。
まだ容疑者のうちは人権保護が必要だというなら、手錠なんかより顔や名前の方がはるかに隠すべき対象であり、もっと言えば逮捕の報道自体を控えるべきだと思うんですよね。
やはり依然として納得できません。

ベスト回答

手錠や腰紐は、人権に配慮しモザイク処理等で映らないようにされているとニュース番組で解説していました。逮捕されてもまだ被疑者ですから仕方がないのかも知れません。昔は、腰紐に繋がれて歩く罪人のような様子がテレビで放送されて、まるで魔女狩り報道のようなことが繰り返されていましたが、その中でも、裁判で無罪になった人も居たりもしました。
ただ、放送番組調査会では、安易なボカシをしないようにとの見解を示しています。手錠のぼかしを掛けて人権を守っているというのが、段々拡大解釈されて警察官や役人が逮捕された時には顔にまでボカシを掛けてしまっているとかという配慮しすぎに警鐘を鳴らしています。

この問題は、みなさん興味があるようで、ここにもいくつか質問が寄せられています。
http://sooda.jp/qa/73099
http://sooda.jp/qa/54942
http://sooda.jp/qa/73099

これから裁判員制度が始まったら、いかにも罪人のような映像を垂れ流してしまうと、裁判員に先入観を持たせてしまうので、報道のやり方も考えてゆかないといけないようになるかもしれません。

回答者：クラッシ (質問から31分後)
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回答

ロス疑惑の三浦和義氏が昔、逮捕されたときに手錠をかけられた様子がテレビに映ってしまいました。三浦氏はこのことを人権侵害とし裁判に訴えたことがありました。それ以来、テレビではモザイクをかけるようになったということです。

回答者：やいやい (質問から13時間後)
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回答

手錠は昔で言うところの「引き回し」のイメージがあるため、
手錠をかけた状態が目に触れるのは不適切との判断から、
モザイクを入れたり、布で隠しているのです。
犯罪者のイメージを強調するこの手錠ですが、連行される時点では
彼らはあくまで容疑者であり、まだ犯人と確定されたわけではありません。
しかし最大の理由は人権擁護でしょう。
手錠の使用に当たっては、たとえ容疑者というべき立場でも
人の身体の自由を拘束する強制的な処遇であるため、
できる限り厳格に取り扱おうという人権上の配慮ではないかと思います。

回答者：匿名希望 (質問から11分後)
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回答

逮捕だけならばまだ容疑者でしかないんですよ。その事件の実行者かどうかはまだその時点ではわかりません。
検察に起訴されて裁判が始まり、判決が決まるまでは容疑者でしかないんです。
判決が確定するまでの間の人権保護と言う、そいう観点からそのようなマスコミ各社の対応になってるようです。
同様に昔は苗字を呼び捨てにしてましたが、今は○○容疑者と呼ぶのも同じですね。