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85になる父が膀胱がんを患い膀胱摘出か3ヶ月の抗がん剤投与かの
選択をすることになりました。
本人も家族も膀胱摘出に気持ちが傾いていますが摘出後の排尿は
どのような方法をとるのでしょうか?

  • 質問者:ranran
  • 質問日時:2008-05-10 09:34:53
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70歳の父が同じ病で、膀胱摘出の手術を受けました。

術前に提示された方法は2つ。

1.小腸を70cmほど切り取って、代用膀胱として形成し、そこに尿管と尿道をつなぎ
 排尿は従来どおりの形で自力で行う。(尿意はないが、お腹が張る、という感覚で
 排尿のタイミングをつかむことができるようになるそう。括約筋を残すことができれば、
 数ヶ月後には排尿の失敗もなくなるケースも多い。)

2.小腸を20cm程度切り取って尿道の代わりとし、お臍脇あたりにストーマを形成、
 排尿用の袋を装着する。


それぞれの方法に当然メリットデメリットはありますが、
条件を満たす場合、1の方法が第1選択の方法であるという説明がありました。
その条件とは、「尿管・尿道に転移がないこと(術中に細胞診を行って確認)」
「ガンの性質・場所が尿道を温存できる状態であること」、
「2の方法よりも手術時間が長くなるので耐えられる体力、許される状況にあること」等です。

数々の検査、話し合いを経て、結果1の方法にて無事手術を終えました。

家族の目から見て、70歳の父にとっても大変負担の大きな手術であったことは
否定できません。
幸い、括約筋を残すことができたので、リハビリによって排尿をガマンできるようになる
可能性は高いとのことですが、まだまだそこまでの道は険しいように思えます。

体力や体格、生活習慣や既往症の有無など、個人差は大きいと思いますが、
この手術は、85歳のお父様にとってかなり負担になると思います。
(全摘を選んだ場合でも、もしかすると、ストーマ形成術の方が第1選択肢になるかも
 しれません。1の方法を選択する上限年令を聞いてみたところ、個人差を勘案するが
 一般的には75歳まで、というようなお話もありました)

化学療法については経験がありませんので、なんとも申し上げられませんが
そちらも決して楽な治療ではないようですね。
ご本人とご家族、そして納得がいくまで先生とお話をされることをおすすめいたします。

  • 回答者:葉月 (質問から1日後)
  • 2
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膀胱の変わりに腸を代用します。
回腸導管
筋肉がないのでおしょうすいは垂れ流し状態になるため
管をつけておき管理します。

  • 回答者:l (質問から2時間後)
  • 0
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【一例です】
膀胱を全摘すれば当然尿を貯留する所が無くなりますので、回腸の一部を使って『回腸導管』と言う膀胱に代わる物を作り、原則として右下腹部にストーマとして開口させ、特殊なビニールで作った「パウチ」と呼ばれる袋をストーマに糊で貼り付けて尿を貯留します。
溜まった尿は或る程度溜まった所で排尿コックを開け、トイレで空にします。
又、最近では「自排尿型人工肛門」と言って矢張り回腸を使って体内に膀胱様の袋を作り、尿道に吻合して従来通り尿道から排尿する手術法も行われております。唯、尿道に癌が浸潤・転移していない、と言う場合に限られてはいますが。。

  • 回答者:とおりすがり (質問から36分後)
  • 2
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