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質問

終了

指紋がひとそれぞれに模様や数が異なるのを発見して、今のような犯罪捜査などに役立つようにしたのはいつ頃からなのでしょうか。

回答してくれたみんなへのお礼

日本人が発見したとは聞いたことがあったのですが、御回答で解明できました。
ありがとうございます。

文献に依りますと、指紋鑑定のルーツは日本の様です。

元々日本では、江戸時代に現在の署名・押印同様、証文などに指紋を拇印として押していました。
つまり、指紋がその個人を特定させる証拠とされていたと云う事です。

そして明治13年、イギリスの宣教師で医師の資格を持っている「ヘンリー・フォールズ」
と云う人が来日し、布教活動と共に現在の築地に在る聖路加病院の前身を開設したのですが、
その時、日本人が上記の様に指紋を使って個人を確認している事に興味を持ち
彼は日本滞在中に研究を重ね、
その論文を1880年に日本から送り、イギリスのネイチャー誌(科学雑誌)に発表したそうです。
そこで、指紋が個人を特定する良い方法である事が世界に知られる事になった様です。
尚、指紋は双生児でも一致しないとの事。

日本で犯罪捜査に利用される様になったのは、
法学博士で官僚から総理大臣にもなった「平沼騏一郎」と云う人が、
明治41年に当時の司法省の報告書で指紋について発表し、
警視庁がそれを基に明治41年に指紋制度を採用したそうです。
尚、この方は当時の法曹界でかなり影響力を持ち、日本大学の総長や
現在の大東文化大学の初代総長も歴任されたそうです。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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これ放置かよ。かわいそうに。
http://ja.wikipedia.org/wiki/指紋#.E7.A0.94.E7.A9.B6.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2

  • 回答者:おっさんA (質問から7日後)
  • 0
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。

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