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yahooファイナンスの株価の見方を教えてください。地道に単語の意味などは調べて理解できたのですが、「出来高」や「前日比」が空欄になっているものがあるのは何故なのでしょうか。
取引値は表示されているのに出来高がゼロ・・・
もうかっている企業が夕方の時点で取引成立株数がゼロっていう事は信じがたいのですが・・。

また、「自己資本比率」に関しては
「自己資本に比べて他人資本を加えた総資本は何倍かを表す比率」との事ですが、
自己資本は人によって違うのに
総資本がその額の何倍かなんて計算できるはず
ないと思うのですが、自己資本比率に対する認識自体間違っているのでしょうか。

分からない事だらけです。
よろしくお願いいたします。

  • 質問者:まなか
  • 質問日時:2009-01-21 11:24:05
  • 0

出来高がOってことありますよ。
特に2部市場や大証などはそうです。
あとは。ストップ高安などで売りがでないとありえます。

自己資本については、本でお勉強されるといいですよ。
説明してもわからない言葉がでると思うので。

  • 回答者:匿名 (質問から10分後)
  • 0
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

すいません。ベスト回答ではないです・・・間違いました。
回答ありがとうございます。

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出来高ゼロについて。
テレビや新聞で良いニュースが流れると、たくさんの投資家がその会社の株を買おうとします。
これに対して株を持っている人は、まだ上がると考えて売ろうとしません。
株は買いと売りの注文数が一致するところで取引が成立します。
買い注文数があまりにも多いので、注文数が一致するところまで取引が成立しないまま株価は上がっていきます。

もしも無限に株価が上がるのであれば、注文数はどこかで必ず一致します。
ですが、日本には値幅制限があります。(いわゆるストップ高やストップ安)
「今日はこの値段まで」という価格が決まってますから、買い注文が大量にある場合はその価格で止まります。
このとき少量でも売り注文があれば、その日の取引時間終了時に売りの株数を買いの株数で分け合って、抽選で売買を成立させます。
これを比例配分といいます。

ところが、あまりにも買い注文が多すぎると(売り注文が少なすぎると)比例配分すら行えない場合があります。
すると、その日は取引が成立しないで終了となります。
取引が行われていないので出来高はゼロになりますし、価格もついていないので前日比は空欄になります。


自己資本比率について。
会社の自己資本比率は、決算期に発表されるデータ(貸借対応表など)を元に計算できます。
そこには総資産や自己資本、他人資本が記載されているので、そこから自己資本比率を計算します。
もちろん刻一刻と変わる物なので、リアルタイムで表示する事はできません。
各情報サイトに掲載されている物は、直前の決算で発表されたデータを元に計算している事が多いです。

===補足===
「売り注文」と「買い注文」は、東証など取引所に表示される注文の数です。
3株のうち1株売る時に、
 ・売る値段を指定しないで注文。(成り行き注文)
 ・買おうとする人がいない。
場合、株価は「この値段なら買っても良いな」と思う人が現れるまで下がり続けます。
株価がストップ安になっても買う人が現れなければ、売買は成立せずに終了します。
その結果、出来高がゼロになります。

株取引をした事が無いと、表示されている株価で必ず買える/売れると勘違いしがちです。
でも実際には、自分が売りたいと思った株を買ってくれる人がいないと取引は成立しません。
さらにそこに価格も加わってくるので、より難しいくなります。
自分は1株1,000円で売りたいけど、相手は1株900円じゃないと買いたくない場合、どちらかが折れるまで取引は成立しません。
もしそこに10株900円で売りたい人がくると、9株900円の売り注文を残して買い注文はなくなります。(1株900円で取引成立、9株900円が残る。)
こうなると9株900円で誰かが買ってくれた後、さらに1株1,000円で買ってくれる人が現れないと、1株1,000円の自分の株は売れなくなります。


次に自己資本比率ですが、これは投資家や株主は関係ありません。
単純に言えば、会社が今持っている資産のうち自分の資産がどれくらいあるかを表しています。

会社を運営するには必ず資金が必要です。(モノの仕入れから、果ては社員の交通費まで)
例えば、原価6万円のテレビを10万円で1,000台売る場合を考えてみましょう。
1台作るのに6万円かかるので、6,000万円必要です。
一方1台10万円で売るので、1億円の売り上げが見込まれます。
差し引き4,000万円が利益がみこまれます。

ではここで、はじめの6,000万円は誰が準備するのでしょう?
会社に6,000万円あればそのお金で作ればOKです。
しかし残念ながら、この会社には2,000万円しかありません。
作るお金がないからといって、利益4,000万円のチャンスは無駄にできません。
こういう場合、会社は6,000万円を銀行から借りてきます。
借りた6,000万円で製品を作ってそれを売り、売上金から銀行に返します。

ここで自己資本比率を考えてみます。
6,000万円を借りた時点で決算をむかえた場合、
 元々の会社のお金=2,000万円
 借りてきたお金=6,000万円
で手元には8,000万円あります。
8,000万円のうち2,000万円が自分のお金なので、自己資本比率は25%です。
売上金が手元に入った直後に決算であれば、
 元々の会社のお金=2,000万円、
 売上金=1億円
 借りてきたお金=0円(使ったのでなくなった)
で1億2000万円が手元にあります。
このうち6,000万円はまだ返していないので、自分のお金は6,000万円です。
1億2000万円のうち6,000万円が自分のお金なので、自己資本比率は50%です。

自己資本比率が低いと、それだけ多くの借金をしているという事です。
大抵の会社は、ある程度の売り上げを見込んでお金を借ります。
もしこの見込みが外れた場合、借金の額が大きくなるほど痛手も大きくなります。
上記の例で、もしテレビが1台も売れなければ、4,000万円の負債を抱えて会社は倒産します。
自己資本必要が高い企業は、見込みが外れてもダメージが少なくて済むので、倒産リスクが低いと考えられます。
そのため、自己資本比率が投資する上での判断材料になるので掲載されています。

  • 回答者:ランドセル (質問から2時間後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

回答ありがとうございます。どうやら私は単語だけ覚えていて「株の売り買いのしくみ」をよく分かっていないみたいです。
株は何口(何株)持っているかは株主にもよりますよね。私のイメージでは
「今日は3株持っているうちの1株だけ売ろう」と株主が決めて、買いたい人は
それを買う。というイメージだったのですが、「売り注文」と「買い注文」の数が一致するというのはもっと広い範囲の話でしょうか。(A会社の○日総売り注文と総買い注文の総数は等しくないといけない等・・・・)
むむむ・・・難しい。ストップするのは勉強になりました。
また、「自己資本比率」についてですが、決算期に総額いくらの資本金が集まったのか発表するのは分かるのですが、自己資本(投資額)は株主によって全く違うと思います。
それが何パーセントかは株主の投資額によりそれぞれ違うのにどうして
自己資本比率を算出するのでしょうか。yhooに記載されている自己資本比率は
「誰がいくら投資した場合の自己資産比率」なのでしょうか。
・・・・私の解釈が間違っている事はわかるのですが、正しい知識を
どこから教わればいいのでしょうか・・・・・丁寧にお答えいただいたのに全く
理解できずもうしわけないです・・・

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ものすごく分かりやすい回答ありがとうございました。
一気に賢くなれた気がします!!
自己資本比率の「自己」は、株主の事じゃなかったのですね~!!
長文ありがたかったです。

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