防具には限界が有りますよね。武器だって下手な物を持ち歩けば反対に反論の出来ないような犯罪になってしまう場合もあるし。アイテムと言う質問の回答として考えると…犯罪性のあるものを除くとすれば、角のある鞄とか振り回せるような鞄は有り得ると思います。当たると痛いと思われる様な物を振り回せば、ひるむ人も多いでしょう。
刺されるような通り魔の場合は抱きつかれる事は余り無いと思いますが、靴もゴム底よりも硬い底の方が抱きつかれた時に脱出しやすいですね。足の甲を全力で踏みつけるだけでも十分に効果は有りますし、向う脛や股間を蹴るにも強いです。ただし、相手が刃物を持っていたら抱きつかれる前に逃げる方が利口ですが。
現代の最大の防具は、やはり予防だと思います(私見)。実は消極的でも狙われないようにするのも効果的で立派な予防法だと思いますよ…将棋でも早逃げ八手の得と言いますし。以下は例。
歩く場所を考える…例えば車道側を歩かない。
道等は安全なルートを選択する。
電車車内の立ち位置を考える…ドアが開いた時に車外に逃げ易く、広さも確保しているので自由に動ける等。
歩行中には隙を見せない…例えば歩き電話をしない、イヤホンをしながら歩かない、常に周囲の異変には気を遣っておく等。
靴は何か有った時に咄嗟に動き易い物を選ぶ。
無差別な通り魔では意味がありませんが、引ったくり等はひったくり易い持ち方をしている人を狙うと思うので、その様な荷物の持ち方をしない。
極端に目立つような格好や、因縁を付けられやすいような格好をしない。
挙動や行動を工夫する…弱々しそうな姿勢で歩かないだけでも効果は有るかも知れません。
以前に良く絡まれると言う人の相談を受けた時に、歩く時は胸を張って隙を見せないように堂々としていればとアドバイスして成功した事もありました。確かにその人は猫背で小さい歩幅でチマチマと歩くような人だったのですが、アドバイス後は胸を張って比較的大股でズンズンと歩くようになり、一見して見違えるようになりましたね。