例えば、隣人の実績ベースで言えば、5ヶ月間,週に4日、一日3回、
喫煙時間が5分と少なめに見積もって仮定するとトータルで年間に約20時間。
これが喫煙に対して窓を閉めるという対策について実質的に
対応しなければならない時間であり、
「ほんの5分程度」で済む問題では絶対にありません。
これほどの負担を強制する「共生」とは一体何なのでしょうか。
私自身に関してもアレルギーは無視できない問題で、
医者からも喘息になってもおかしくない体質である事は指摘されています。
タバコの煙を吸うと気道がキュっと締まって咳き込む苦しい感覚など、
とても辛いものがあります。
もし、あなたが隣人だったとして「アレルギーはおまえの特殊事情であり、
私の知った事ではない」とでも言うのでしょうか。
そもそも、閉め切った空間で一定時間呼吸すれば死に至る
車の排気ガスと比較すること自体ナンセンスだし、
タバコの影響が微小なものなのは当たり前でしょう。
単なる「好き嫌い」だとか「嗜好」の問題ではない。
味噌もクソも一緒くたにしているのはあなた自身でしょう。
それにしても、喫煙派のモラルの低さ、タバコに対する問題意識の貧しさには
本当にがっかりです。
痛みを訴える人間に対して鈍感で、誠実に対応しようとしないから
「世知辛い世の中」になるのです。