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なぜ北極の氷は淡水なのですか?
北極の氷は淡水で出来ているという話を聞き、自分なりに調べてみたところ地球上の淡水の70%は北極と南極の氷の内側にあると知りました。
なぜ氷の内側に淡水が閉じ込められるのですか?
そして、北極もしくは南極の氷は淡水が多いのですか?

  • 質問者:ある
  • 質問日時:2009-02-21 23:51:31
  • 2

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海水=塩+淡水、氷=海水-塩、ということですね

  • 回答者:星のあき (質問から7日後)
  • 1
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氷ができる時には不純物が混じっている状態でも水の部分が先に凍ります。
そして不純物はまだ凍っていない水の部分に追いやれて行きます。

オレンジジュースやりんごジュースなどでシャーベットを作ると、
初めに凍る表面は水で後から凍る中心に行くほど味が濃くなります。

海の場合は塩分が逃げる事ができる水の量が圧倒的に多いので、
極付近の海でできる氷は塩分をほとんど含まないのです。

また、初めにできた薄い氷の上に雪が降り積もって凍った場合は、
当然塩分を含まない氷として成長してゆきます。

  • 回答者:古池や蛙飛び込む (質問から7日後)
  • 1
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水は不純物があると凍りにくいです。
水は不純物を避けて氷ります。

ジュースを凍らせて、溶かしながら飲んでいると、はじめのころはとっても甘かったのに最後は水だったという経験はありませんか?

北極、南極に限らず、氷は淡水が多いでしょうね。
そして氷がたくさんある場所ほど淡水が多いでしょうね。

  • 回答者:こと (質問から15時間後)
  • 0
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北極、南極の氷がどのように出来ているかを考えてみるとわかりやすいでしょう。
どちらもたいへん温度の低い地域だということをまず考えて下さい。

 どちらの地域でも表面は雪で覆われています。そしてその下に厚い氷の層があります。ですから、この雪と氷を分けて考えてみましょう。

まずは雪です。
 この雪は空から降ったものですね。
雪は、空の雲をつくっている小さな水滴が集まって凍って落ちてきたものです。では、雲のもとはというと、地表や湖、川、沼、池、そして海の水が蒸発して空に登った水蒸気です。水蒸気はそのもとが淡水であれ塩水であれ、蒸発するのは水だけなので淡水です。したがって、雪は淡水だということになります。

次に氷の層についてです。
 実は、雪の層の下にある氷の層は北極と南極とではでき方が違っている部分があります。北極の氷は海の水が凍ったものと空から降ってつもった雪がかたまって氷になったものが重なって見分けがつかなくなっていると考えて下さい。そして、海水からできた氷も淡水だということを間違えないでください。
 塩水をゆっくりと凍らせたものが北極の氷にはいっているのですが、塩水を凍らせていくとき凍るのは水だけで、塩は氷に入らないから、やはり淡水氷なのです。これは、水だけの方が早く凍るので塩分はどんどんのけ者にされていくという現象です。しょっぱい氷も作れないわけではありませんが、ものすごく速く凍らせる方法を用いないかぎり、普通のやり方ではできないということを覚えておいてください。
ですから、北極の表面には下側に海水からできた氷があり、その上に雪が積もってできた氷と、雪があるわけです。
ですから、これら全部が淡水です。

 さて南極の氷ですが、南極は大陸ですので、その表面の氷は太古の昔から降り積もった雪が固まったものと考えて良いのです。南極の海の部分では北極と同じように海水からも淡水氷ができますが、大部分は陸地に降った雪がかたまって徐々に海にあふれてきたものだと思ってください。
と考えると、南極の氷も淡水なのだと理解できると思います。

 というわけで、地球上の淡水の多くが北極と南極にあるというのは、淡水が氷の内側に閉じこめられているのではなく、氷そのものが淡水なので、そのように説明されているのです。

  • 回答者:アイスマン (質問から46分後)
  • 6
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塩水は温度が低くなると、水だけが先に凍ります。
水(H2O)液体から固体になるときには、塩化ナトリウムの分子がまざりません。
いいかえると、水だけが凍った結果、水分が減って濃度の濃い食塩水と
凍った水(氷)に分離されます。これが北極の氷の正体です。

===補足===
南極は陸地ですから、氷は降雪が圧縮されて出来たものですから、これも塩分が混ざる
ことはありません。

  • 回答者:現実 (質問から29分後)
  • 3
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