「蒟蒻畑」を手にとって見たことがある方はご存じでしょうが、
イラストまで入り、それも商品の後ろではなく、前に
「お年寄りと小さい子供さんには危険」という主旨のマークがついています。
今回の最後のケースは、おばあさんがシャーベットにしたら美味しかろう、と
凍らせたものを食べさせた結果でしたね。
おじいさん、おばあさんの育児は、
お子さんがいらっしゃるお母さんなら思い当たることがあるでしょうが、
結構鬼門です。
ただ、お年寄りは、判断力、注意力が鈍っているのは、
これはいたしかたないですからね。
40代の私でも、まだ経験できていません。
でも、おばあさんが買ってきたとしても、
亡くなった子の保護者は それに気づかなかったのでしょうか??
今回、パッケージの但し書きを大きくするように、との指導があったけれど、
それは時間もかかり、混乱を招くので、
すぐさま テレビCM等で、マンナンライフは注意を喚起すると
言っていたんですよね。
しかし、それでも批判され続ける。
(CMのほうが迅速かつ莫大な経費がかかるのにもかかわらず)
最終的には、マンナンライフは、自社と、自社の従業員を守るために、
製造停止という手段に出たんだと思います。
死亡事故が多発した後、PL法にもかなう 注意喚起のマークをつけて、
それさえ守ってくれれば、粘度はもっと強いほうが美味しい、と、
粘度を強化した。
その点も批判の対象になったのでしょう。
でもね、企業ですから、安くておいしい商品を開発して
利潤を求め、従業員の生活を守るのは、
これもまた 社会的使命なんですよね。
このことで、マンナンライフが倒産したら、
アメリカ型の訴訟社会はもっと進んでいくような気がします。
いえ、アメリカのほうが、今は自己責任を強くいわれているんですけれどね。
とりとめのない感想になって済みません。