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「アベック」って死語ですよねぇ。
恋人、夫婦などの男女2人連れを表す「アベック」という言葉。
いつごろ生まれて、いつごろ最盛期を迎え、いつごろ死んだか教えてください。

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2009-02-11 22:44:07
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

大正時代でしたか。
ひょっとして、アバンチュールとかランデブーとかのフランス語由来の言葉も
同年代生まれなんでしょうか。

「アベック」という言葉が使われ始めたのは大正時代です。
フランス語の前置詞の「avec」をデカダンの文化の中で取り入れたのでしょう。
発信地は東京美術学校だったとフランス演劇の翻訳、洋画やアメリカドラマの
吹き替えを行う千代田映像や東北社(現東北新社の前身)を起業した
米村晰(あきら)氏に伺った事があります。

戦時中は外来語が禁止され、戦後の混乱期を経て1950年代になると当時全盛期の
映画等で頻繁に使われるようになります。
カストリ雑誌のタイトル等でも使用されているので当時の最先端の用語だったのでしょう。

昭和30年代、テレビ放送が始まり「アベック」という言葉が広まっていきます。

感覚的には「王&長嶋のアベックホームラン」などといった使われ方をされた
1960年代の頃がピークだったのではないでしょうか。

70年代に入ると徐々に「カップル」に置き換わって行ったように思えます。

73年に始まったTV番組「プロポーズ大作戦」の中の「フィーリングカップル5vs5」などで
「カップル」が使われているので「アベック」という用語が
流行のピークを過ぎた事を示しているでしょう。

私語になったのは感覚的には90年代に入った頃なのではないでしょうか。

===補足===
私語になったのは>死語になったのは・・・・でしたm(_ _)m

  • 回答者:Sooda! くん (質問から2時間後)
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ありがとうございます。一番信憑性がありそうな気がします。主観ですが。

並び替え:

確かに一般的には用いられなくなりましたが、事件に関するものには
未だよく使われている言葉です。
裁判記録の中には男女ペアを表す言葉として用いられていますよ。

判例記録は公文書ですから、公文書に記載されている言葉を「死語だ」というのは
どうでしょうか。

平成19年 名古屋高等裁判所 事件番号 平成18(う)262
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070831132027.pdf
19ページに記載があります。

平成16年 東京地方裁判所 事件番号 平成13合(わ)236
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/986C682B31850B9849257028003AB027.pdf
2ページに記載があります。

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まだ生きているとは知りませんでした。

アベック歌合戦と言う番組が1962年から始まり、そのリズム感と素人参加番組と言う事で人気になりました。
多分、これが切っ掛けでアベックと言う言葉が浸透したんだと思います。

小学生時代に、男女が二人で仲良く下校していると「アベック、アベック」と囃し立てられたりしました。

1970年代には「カップル」と言うのが一般的になり、当時アベックと言っていたのは年寄りだけになっていました。

1980年代にはほとんど聞かなくなりましたので、その時期には死語となっていたと思います。
完全に消えたのは1990年代にカップル喫茶が誕生した頃でしょう。

===補足===
発祥は大正時代だそうです。
http://custom-rider.com/kekkon/02.html

  • 回答者: (質問から57分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

昭和50年後半に生まれて昭和60年前後で最盛期を迎え、昭和とともに死にました。

  • 回答者:匿名 (質問から36分後)
  • 0
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回答ありがとうございました。

80年代が最盛期で、90年代前半で死語になりましたよ。

  • 回答者:sooda (質問から27分後)
  • 0
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回答ありがとうございました。

確かに最近聞かなくなりましたね。
1990年代頃までは聞いていたと思います。

  • 回答者:とくめい (質問から22分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

1996年の時点では、古い言葉という認識でした。

とはいえ、今でも野球では「アベックアーチ」など、アベックという言葉を使って
いますね。野球の世界では、まだまだ現役みたいです。

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なるほど、言われてみれば使いますね。そういった形で。

個人的な記憶で語りますが、私の子供時代は確実に使用しておりましたので、1960年代前半から、1990年代の前半までが使われていた期間だと思います。

日本の国際化が進むにつれ、消えていった印象があります。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

アベック

「カップル」という表現の代わりに、かつて日本で"アベック"という語が使われたことがあった。ところが、フランス語のavecは前置詞でしかなく、「~とともに」という意味しかない(英語のwithに相当)ので名詞にはなり得ない。フランス人に「アベック」と言っても通じないし、フランス語の辞書にも掲載されていないので、注意が必要。一部の日本人だけが使っている誤った外国語である。

昭和の中頃までは、まだ海外渡航経験のある日本人が少なく、外国語を話せる者も限られていた時代には、誤った和製外国語や和製カタカナ語が多数存在したが、"アベック"もそのうちのひとつであった。

最近は海外渡航経験も増え、外国語を学んでいる人も多いので、誤用は減ってきている。

  • 回答者:匿名 (質問から10分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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