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質問

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マンションに詳しい方教えてください。
・マンションとは、上層階にいくほどコンクリートの厚みはどうしても薄くなっているものですか?もしそうだとしたら、上層階ほどお隣との物音などが聞こえやすいということになるのでしょうか?(パンフレットには壁の厚み:戸境壁コンクリート壁180~270mmとあります。)
・戸境壁構造図にビニールクロス貼り*一部木下地の上ビニールクロス貼り とかいてありました。この一部木下地の上というのはGL工法という可能性が高いのでしょうか・・・。ちなみに物件はサーパスマンションです。
 なぜか、リビングは図面をみるとコンクりートにビニールクロス貼りなのに洋室(おとなりとの境側)の壁はコンクリートとクロスの間に空間があります。おそらくこれが木下地なのだろうなと思いました。もしもGL工法ならかなり音が響くのではないかと心配になってきて・・・。まだ確認はしてないのですが。あと、なぜすべてコンクリートに直接クロスをはるのではなく一部木下地にクロスをわざわざはることが必要なのか、詳しい方是非おしえてください。素人的には、コンクリートに直接はったほうが防音面に関してはそのほうがいいのではとおもうのですが・・・。よろしくおねがいいたします。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2009-02-14 10:40:04
  • 0

ラーメン構造でも、住戸間の界壁(コンクリート造)を耐震構造としている場合は、上階よりも、下界の方が一般に壁厚が厚くなります。
この壁の厚さは構造計算により、決まるます。界壁の厚さは物件の規模、階数等により、異なりますが概ね14階建程度の建物であれば180~300mmくらいになります。
ご指摘のようにコンクリート造の界壁であれば、壁厚が厚いほど隣戸との遮音性能が高くなります。但し、壁に直にクロスを貼った場合で、プラスターボードをGL工法等でコンクリート壁に貼り、その上のクロス等を貼っている場合は、いわゆる「太鼓現象」により、音が大きくなることがあります。
一部木下地というのがGL工法で施工されているか、別の工法で取り付けられているかは、施工図を見なければわかりませんが、コンクリートと木下地の間に空気層があれば、「太鼓現象」が生じる可能性があります。
なぜ、コンクリートに直接クロスを貼らずに一部木下地にクロスを貼っているか、ということですが、図面を見ていないので推測ですが、外壁に面したコンクリート壁には内側に断熱材を施工します。そのとき熱橋という熱がにげやすい部分ができるので、それを防ぐために、断熱材を折り返して施工します。この折り返し部分は指定されている地域により、必用な折り返し幅が違うのですが、一般に600mmありますが、断熱材を折り返す部分と断熱材の折り返しのない部分で段差を生じることがあり、その段差をなくす為に入れている可能性があります。
ご質問のマンションンは分譲マンションでしょうか?
詳しいことをお知になりたいのであれば、購入したマンションンのデベロッパー、販売会社にお尋ねください。
しっかりとしたデベロッパー、販売会社であれば、古い物件でも丁寧に答えてくれるはずです。たとえ、中古で買ったマンションであっても、きちっちりと答えてくれます。

===補足===
20年くらい前のマンションンでは、界壁も全面GL工法で施工し、その上にクロスを貼るのが一般的でsしたが、最近は界壁はコンクリートの壁に直にクロスを貼るのが一般的です。ひとつはその方がコストが安いことと、もうひとつは音の問題だからでしょう。
パンフレットにGL工法が記載されていない点ですが、本来ならパンフレットや資料に記載すべき事項かもしれませんが、GL工法は壁納まりのひとつ工法であって、すべての界壁がGL工法で施工されているわけではありませんので、仕方がないのかもしれませんね。
でも、お尋ねになれば、きっと、きちんと教えてくれると思います。
高いお金を払い、購入するマイホームです。疑問点があれば、納得のいくまでお尋ねください。素人だから、こんな事を聞いて大丈夫だろうか、なんて思わないで、どんどん、担当者に質問してください。

  • 回答者:laputa (質問から2時間後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

とても詳しい説明をありがとうございます。とても参考になりました。まったくの素人なのでパンフレットを見たらそのまま、そうなのか~とおもうばかりで、でもふと、疑問におもうことがあったりで・・・。今度販売会社の人に聞いてみます。
このマンションは分譲マンションで、一応購入予定ではあるのですが、少し気になる部分があり質問をしてみました。詳しい方にきいて少しでも知識を得てから販売会社に聞いたほうが適当に説明されずにすむかとおもい・・・色々とありがとうございました。
本当に助かりました。もしもGL工法だったとして、なぜパンフレットにちゃんと工法を記載しないのかとかきいてもよいものでしょうか・・・それは販売会社の自由といわれるだけでしょうか・・・。手付金もはらっているので、なんだか不安で。気がつくのが遅すぎなのですが・・・。
=補足=
 補足の説明を本当にありがとうございました。本当に大切な住まいとなるわけですからきちんとしっかりと聞いて、ちゃんと納得してマイホームに住みたいとおもいます。
本当に色々とありがとうございました。ベスト回答に選ばせていただきます。嬉しかったです。

並び替え:

スラブの厚さは上層階でも関係なく、どの階も原則として一定です
ラーメン構造の場合:戸境壁厚も階によって異なることは原則として余りありません
但し飽くまで一般論ですから、図面を見て確認される方がいいです
躯体にプラスターなどで面調整の上直接クロス張りをせず木造下地(コンパネなり石膏ボード)にしているのは配管・配線ふかしを取る必要があるか、断熱のためということも考えられますが、おしゃるとおり共鳴現象といい騒音が伝わり易くなります

  • 回答者:● (質問から17分後)
  • 0
この回答の満足度
  
参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

早速の回答をありがとうございました。サーパスはラーメン構造とかいてありました。でも担当者からは上に行くほどコンクリーとは薄くなっていますのでと、モデルルームにいったときに聞きました・・・。もう一度詳しく聞いてみようと思います。
やはり、木下地の上のクロス貼りは騒音が伝わりやすいのですね・・・・。勉強になりました。ありがとうございます。色々ちゃんと聞いて考えたいと思います。

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