本来、買い物に行くのに、レジ袋というものは存在しなかったはずです。
それがもらえるような時代になってしまったから、当たり前のように思っているだけなんですね。買い物に行くには買い物籠を下げていき、何かのついでにふと買い物をするときには、邪魔にならないよう風呂敷をたたんで、バッグに忍ばせておけば何も困ることはありません。
むしろ、スーパーの魚売り場や肉売り場のトレーすら無駄だと思っているくらいです。日本には昔から、経木と呼ばれるそういったものを包むのに適した入れ物があり、血がつきそうだったり汁気を含むものを包んだときには、さらに新聞紙で巻いて帰ったものです。今は車に乗る方も多いので、水平に運ぶことに苦労することも少ないかと思います。冷凍食品などを買うかもしれないなら、1つ大きめの発泡スチロールの箱を常に車に積んで置くようにしたらいかがでしょうか?
最初から不必要なものは、存在しなければ作るコストもかからないし、原油も使わなくてすみ、さらにそれを処分するためのコストも減り、ごみの減量化にもつながります。
マイバッグも要らないのであれば、最初からくれようとしたときに、一言「いらない」と言えばすむことです。すでにもらってしまったものは有効にお使いください。