なぜ、西欧人は、黒髪でなく金髪が多いのですか？|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

現代の人間が推測した勝手な見解ですが・・・

　おっしゃっている対象は、北欧起源の人種についてだと思います。
髪の毛の色の元であるメラニン色素は、皮膚の色素でもあり、太陽光から来る有害な紫外線を皮膚のなかまで通さないためのバリアーの役目をしていると考えられています。

　北欧起源のクロマニオン人、ネアンデルタール人いずれも太陽光の少な目の地域で生まれた人種で、その子孫がおっしゃっている白人と呼ばれる人種です。

　このメラニン色素が多いほど太陽光線の強い環境で生き残れる可能性が高いので、赤道付近では黒色人種が、温帯地域では黄色人種が繁殖したと思われています。

　ということで、太陽光の危険が少ない地域で生まれた白色人種の祖先は、メラニンが少なくとも問題なく生存できたということになります。
　したがって、メラニン色素が少なく、肌は白く髪は薄い色の人たちが続いたと解釈されています。