①プラスなのは間違いないと思います。これだけ混雑しているのだから、通常よりは間違いなく旅行している人が多いわけです。なので、それだけお金が動くと考えていいと思います。
②不公平かどうかと言われればそうでしょう。が、公平なやり方は散々批判を浴びている定額給付金以外ないとは思います。
しかし、企業に対して恩恵を受けさせるメリットが今のところ分からないです。
確かに、輸送業に対してそういうことをするのはありかもしれませんが、政府の考えはそういう方々には深夜に走ってもらいたいそうで、そのための措置はもうとってあるそうです。であるなら、さらなる彼らへの恩恵は必要ないのではないでしょうか。
また、効率を考えれば、企業としてはETCを持ったほうが後々有利です。なので、企業でETCを持っていないところはちょっとどうかと思います。
土日祝日と限定するのも、それを毎日とすると投入する金額もそれに応じて上げなければなりません。最低限のお金で最大限の効果を得るには土日祝日と限定するほうがいいのではないでしょうか。
ETCを持っていない人間への恩恵は確かに弱いです。が、導入することのデメリットが金銭面のみである現段階ではあまり議論するべきではないかと。というのも基本的に旅行して、そこでお金を使ってもらうのがこの政策の意味です。ならば、対象はある程度金銭的に余裕のある家庭に限られます。ですので、金銭面でのデメリットしかないETC導入の問題は考える必要はないのではないかと思います。
③正直言ってわかりません。私たちは今のところこの手の問題はマスコミしか情報源はないですが、それがすべてかどうかはよくわからないですし・・・。
ただ、ETCが普及すればそれだけ人件費の削減につながるわけですから、負の面ばかり強調するのもどうかな・・・と思います。
===補足===
誤解があるようですが、定額給付金については消費税がどうこうではなく、予算をもって、国民全体に公平になんらかの利益をもたらそうと思った場合、平等に配る以外の手法はないといっているのであって、これをすべて肯定しているつもりはありませんよ。
責任をとらせていない問題については、今後の公務員改革に期待するしかありませんが、この点に関してはここではなるべくスルーでお願いします。筋違いですしね。
土日祝日以外が少なくなるかどうかといわれると個人的には疑問です。土日祝日以外に出かける場合で平日少なくなる要因というのはどういう場合か、です。
思いついたのは、
1、暇な大学生などの無職の人
2、平日が休みの人
3、有給で休みを取る人
の3パターンです。
1、2は母体も少ないでしょうから考えなくていいでしょう。もちろん、彼らへの配慮が足らないのは事実ですが、それを考えていたら、いつまでたっても実行できないですから、排除するのも致し方ないかと思います。また3の場合も、その上でさらに車で遠くへ旅行する人がどれくらいいるかというとやはり少数派ではないかと思うのです。ならば減るということはあまり考慮にいれなくてもよいのではないでしょうか。
渋滞の問題はもちろんあります。しかし、これが無料化や平日も同様のことを行って、果たして同じことが起こらないといえるかというとそうはならないと思います。基本的に休日に出かける人の方が多いわけですからね。また、平日も混む要因となって、物流に影響がある危険性もあります。単純に議論が足らないと思いますが、同時にスピード重視だった政策だけに、そこまで非難すべきでもないかなと思います。
またETCをもたない人のことですが、確かに高くてETCを導入できないという人もいるかもしれません。しかし、そういう人は本当に高速を使って、遠くへ行こうとしているのでしょうか。なんというか旅行できない人の僻みにしか聞こえないのが現状です。ならば最初からしなければいいと思うかもしれませんが、先にも述べましたが、平等な政策なんて、定額給付金ぐらいしかないのです。ですので、多少の不平等感は致し方ないと思うのです。
料金無料化についても、高速道路の経費についてのみならば、もちろん無料化の方がいいでしょう。が、それ以外の要因、たとえば、物流が多くなることは間違いないでしょう。その結果、高速道路が使いづらくなると思います。今でも深夜帯はトラックの多さに少しびっくりしますが、これが昼間も起こると思うと少し怖いです。また、交通量が多くなり、輸送に時間がかかる危険性があります。こうなると、かえって人件費がかかる恐れがあり、逆効果の可能性もあります。
さらに財源の問題もあります。民主党などは車を利用する人からさらに徴収するようですが、それに素直に納得はできないと思います。誰しもが高速をたくさん使うわけでもないですしね。
ETCに関しては、あまり他国と比べるのはどうかなと思います。高速道路の料金体系が異なりますからね。日本のそれはとても複雑だからそれだけ高くなっているという話を聞いたことがあります。それらの責任は料金を作った政府に問題があるとは思いますが、いまさらそれを変更するのもなかなか難しいのではないでしょうか。
また、無料化してもETCは必要でしょう。欧米でも大都市圏では料金徴収しているわけですからね。それだけ、大都市圏では多く損耗するということなのでしょうから、日本も例外ではないと思います。
と、書いていたら、なんかすごい長文になってしまいました。すみません・・・
ただ、あげられた欠点はまさしくその通りだと思うのですが、メリットやデメリット、また状況も同時に考慮する必要性はあると思うのです。個人的には今起こっている問題は予想の範囲内ではないかと思います。