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多くの動物は産後わりとすぐに活動ができますが、人間は一人で何もできません。
ほかにはおなじようなどうぶつはいるのでしょうか?
また、いつごろから、人間はそうなってしまったのでしょうか?

  • 質問者:わからんしりたい。
  • 質問日時:2009-05-15 08:57:19
  • 0

同じほ乳類で、出産直後にヒトほど動けない動物はおそらくいません。
カンガルーの様に非常に小さな赤ちゃんでも、自力で袋の中に入ります。

ヒトが現在の様な出産を行うようになったのは、二足歩行になった頃からだと思われます。

ヒトは他の動物に比べて脳が非常に発達しています。
これは二足歩行を獲得したためです。
四足歩行の場合、脳を発達させると頭が大きくなり、その重みに背骨が耐えられなくなります。
二足歩行の場合、背骨の真上に頭が来るため重みに耐えることができ、脳を大きくすることができました。

脳が大きくなるのは生物学上非常にメリットがありますが、弱点もあります。
それは出産です。
脳の発達により頭が大きくなると、その大きさ故に赤ちゃんが母親の産道を通れなくなります。
そこで産道を通れる頭の大きさの時に、出産を迎える様になります。
これが未発達で生まれる理由です。
未発達の状態で出産されるので、当然赤ちゃんは何もすることができません。

普通なら出産後に動けないのは致命的です。
しかし、ヒトは火などの道具を利用し、敵に狙われずに安全に出産する方法を身につけたので、それほど困らなかったのでしょう。

ちなみに未熟な状態で生まれるといっても、それでもまだ頭は大きいんです。
そのため、ヒトの赤ちゃんの頭蓋骨は4つに分かれていて、産道を通る時にある程度頭の形が変えられる様になっています。
出産直後の赤ちゃんの頭の形がいびつに見えるのは、実際に曲がってるからです。
大きくなるにつれて頭蓋骨は1つにくっつくので、それほど問題は無いですが。

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ありがとうございました。

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生まれてすぐに活動ができるのは草食獣が多いと思います。なぜなら食べられないように走って逃げないと生きていけません。
肉食系・雑食系の動物も生まれてすぐはモゾモゾとしか動けません。
人間はサルから進化した今でも、赤ちゃんの握力は凄いです。
他の動物より子供時代が長いのは寿命にも関係していると思います。
寿命の長い人間は大人になるまで時間がかかるのだと思います。

生まれてしばらく巣穴にこもっている動物:ライオン・くま・ミーアキャットetc.
未熟児で生まれる動物:カンガルーやフクロモモンガ等の有袋類・パンダetc.

  • 回答者:もも (質問から5時間後)
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ありがとうございました。

鳥類も生まれてすぐには活動できませんね。
人間と近い類人猿を見てもそうですが、もともとすぐに活動できる動物ではなかったのではないでしょうか。

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ある意味、カンガルーも親の袋の中で育ててもらっています。
人間は赤ちゃんで生まれても危険が少ないのでそうなってしまったのでしょう。危険なら進化の途中で歩くぐらいはしているはずです。二足歩行が始まったころにそうなったのではないでしょうか。

  • 回答者:匿名希望 (質問から25分後)
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ありがとうございました。

人間は、妊娠期間も非常に長いのに、人間としてかなり不完全な状態で生まれてくるようです。
3歳ぐらいを境にそれより古いことは思い出せないのはその頃人の意識が完成するからではないでしょうか。
こういうことは人間に近いチンパンジーやゴリラにもないようです。
そう考えると、肉体的にはあまり変わらない人と類人猿のあいだに大きな違いがあるのではないかと思われます。それが何なのかは私には分かりませんが。

===補足===
かなり成長してから生まれてくるようになったのは、胎盤を持ったからです。つまり真獣類以降の哺乳類に特徴的なことになります。それ以前の生き物、例えば鳥類、爬虫類等の卵を産む生き物はそう長く生まれるまでの期間を取れません。
哺乳類でも胎盤を持たない有袋類もそうです。
ですから、哺乳類以外と比較するのはあまり意味がないと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から10分後)
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ありがとうございました。

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