「神戸では、街中で見かける人の8割がマスク」「売り切れで手に入らない」というのを見つつ、失笑しています。
インフルエンザの感染予防目的で、健常者が街中でマスクをするのは、ほとんど効果がありません。マスクは、感染した人が「拡大を防ぐ」ために着用する場合にのみ、効果があります。
「インフルエンザにかかりたくないからマスクをする」というのは、ナンセンスの極みです。マスクの網目と、ウイルスのサイズを比べれば「開け放った窓に棒を本立てて『これでハエや蚊が入らない』と思う」ようなものです。
特に、インフルエンザは飛沫感染よりも接触感染の方が多いものです。マスクをするよりも、頻繁に「手を洗う」ことが、健常者としての感染予防には重要です。帰宅時はもちろん、外出中も、1時間に1回以上、トイレなどの洗面所で手を洗いましょう。また、みだりに手で目・鼻・口をいじらないようにしましょう。
意味もなく高価になっているなマスクを買うのではなく、手洗いのための石けんなどを買いましょうね。
===補足===
脱字がありました。
「棒を本立てて」ではなく「細い棒を1本立てて」です。失礼しました。