かゆみは入浴後ですか? 翌日の日中ですか?
入浴後、肌が乾いてくるとかゆみが出る場合は、乾燥が原因の可能性が高いです。
冬場などによく起こる、乾燥でかゆくなる症状です。石けんの洗浄力が強すぎたり、肌に刺激を与える成分が残っていると起こります。
「さっと流してから」というのも気になります。
石けんはボディソープ(合成界面活性剤のボディ用洗浄剤、ビ●レなどですね)に比べると、すすぎはずっと楽ですが(ボディソープはぬるつきを取るのに少なくとも3分以上シャワーを浴びないと取れません)、配合成分によってはよく流さないと肌トラブルになるものもあります。
湯船にゆっくりつかっていれば取れると思いますが、ボチャンとつかって短時間で出る場合は、肌に残っている可能性があります。
夏ですから、洗浄力の強い石けんを使っても、湯上がりの汗で皮脂が出て乾燥性のかゆみは出にくいと思いますが、石けんの配合成分を見てみてください。普通に売っている●王などの石けんでは、香料も問題になることがあります。
天然成分の石けんなど、安全なものをお使いになると改善するかもしれません。
湯上がり後ではなく、翌日の日中にかゆみが出る場合、汗が原因かもしれません。
湯上がり後でも汗をたくさんかくと、肌の弱い方はかゆくなったりします。
水気を拭いた後、シッカロールなどをつけて汗を抑えるのも手ですし、制汗剤をスプレーする方法もあります。
日中は制汗剤をうまく利用すると良いでしょう。
スプレー式のものでは、銀イオン配合のものが人気が高いようです。銀は殺菌作用があるため臭いの防止になり、アルミニウム類の軽金属も配合されていて、制汗・収れん効果があります。
一方で、クロルヒドロキシアルミニウムなどの軽金属類が神経にとって毒性があるという説があります。直接的には毒性はないという説もあり、素人には判断がつきません。
あと、銀イオン配合のものは、銀は酸化すると黒くなるため、衣類につくと黒ずみになることがあります。
スプレー式以外の制汗剤もあります。ミョウバンや天然アルム石などです。
スプレーのように短時間で広い範囲につけられないという手間はありますが、成分的には安全性が高いです。
もし肌が弱くてかゆみが出ているとしたら、成分的に安全性の高いものを選ばれると良いと思います。
===補足===
MIYHOSHIやパックスナチュロンなら、無添加ですから添加物のせいではなさそうですね。
背中に吹き出物があるということは、皮脂の分泌も活発でしょうから、乾燥という路線も消えますね。クリームソープはホホバ油やヒマワリ油が入っていますから、洗いあがりはしっとり系ですし。ミヨシの無添加石けんは何も入れてないようなので、サッパリでしょうが。
あとは消去法で、吹き出物が原因か、石けんが合わないかですね。
1.どちらの石けんでもまったく同じような症状が出るか。
2.夏以外の季節でも同じ症状が出ていたか。
3.吹き出物がないときも同じj症状が出るか。
を確認してみてください。
無添加石けんでも肌に合わないこともありますし、季節によって肌の状態も変わるので、同じ石けんだとダメというケースもあります。無添加石けんは成分的には安全なのですが、純石けんは脱脂力が強いのが普通なので、石けん選びは難しいんですよね。
でも、純石けんの脱脂力の問題なら、ミヨシでは起こってもクリームソープでは起こらないはずですよね。
ずっと使っている石けんで、普段は大丈夫だったなら、季節的なものの可能性がありますし、石けんを変えたとしたら、肌に合わないという可能性もあります。
2種類の石けんがどちらも合わないというのは考えにくいですが、アトピーだと同系列の石けんが全部ダメということもあります。ただ、片方は天然植物油添加なので、同系列とは言えないのが問題を難しくしています。
季節的なものと推定されるなら、石けんを換えるという手がありますが、ねば塾などはミヨシと同じ純石けんですし、使われているのがパーム系だからオリーブ系に換えてみるという考えもありますが、オリーブ系は洗いあがりがメチャしっとりなので、クリームソープで問題が出るなら試す価値はありません。
原因が分からない場合、アトピーの可能性もあります。季節性で出たり出なくなったりするケースもあります。原因不明のかゆみをアトピーと呼んでるんですけどね。
湯上がり後の一時的な症状で、皮脂が出るとおさまるのであれば、やはり乾燥が疑えますし、寝るまでかゆみが続くなら乾燥の線はないでしょう。
自分だったらと考えると、とりあえず石けんを換えてみます。とりあえず数種類購入して、1個ずつ試して、全部ダメなら石けんのせいは完全に消せますが、じゃあどうしたらいいんだと、かゆみ止めを塗る、でしょうか。