中学生~高校3年間、うちの2人の息子たちも
一切「いってきます」は愚か「おはよう」「ただいま」すら親には言いませんでした。
今は2人とも社会人で、心機一転というのや大人としての自覚が出たのか
起きたら自分から顔を洗う前にまず私たちを探して「おはよう!」と爽やかに笑って言うように勝手になりましたよ。
どこの子も結構な割合でそういうもんだと思います。反抗期ありきで、順調にお育ちということで良いと私は思います。
むしろ、親に対して照れも無く、あまりにきちんとした「親にまでまじめで礼儀正しい良い子」って、たまにはいましたが、周りを見ている限りそううタイプの子はなぜか社会に出ることすらできていない状態でひきこもりになっていることがすごく多いんです。
勿論、大人になっても変わらずマジメな良い子タイプの人もいますが、たまたま見た限りでの環境ででは、ある程度反抗期のような形を通過しなかった人って、どっか問題があることが本当に多いのです。
親が、なんでも子供の態度のあり方とかを型にはめてしまうと
いざ、ひとりで何でも判断しなきゃいけない年になった時、あらゆるパターンで叱られたり失敗して立て直した経験の無い子とある子では大きく対応能力に差がでてくるのは
当然といえば当然でしょう。
かく言う私も、本当は「挨拶は人間の基本」であり、できないのはおかしいと思っている大人のひとりで46歳体育会系卒の母親です。
しかし、昔から外ではきちんと挨拶できていても親には照れてできないとかいうのはいくらでも例がありましたよね。
常識といえば本当に常識ですが、いくら正しい物事でも押し付けは良くないですよね。
しかし、挨拶もできないことを放置するのは良くはないと思います。
それこそ社会人になった時に差しさわりが出てきます。
が、いくら良い言葉でも聞かなければ意味が無いので、聞き入れやすいように
今の子でも聞けるポイントとして「軽く」「短く」「すこ~~んと」
そして冗談めかしな笑顔で先輩風なニュアンスで。
言うだけでも言い、「良くないんだ」と自覚させるだけに、聞き流せる感じに言うのは大切ですよね。
子供に気を使って下から出るのも考え物です。
でも、ここで、心を鬼にして社会人になってから外で叱られるのを待つなど(あなたのお子さんならもうsとでできているので大丈夫だと思いますが)
そういう方法こそ、本人の本当にためになることで、親としては子供が外で厳しくされることは辛く、ついつい先に注意しますが
その辛さを我慢するという最大級の親の愛情かもしれません。
しつけは我慢の連続であり、親の心配を子供に訴えるのではなく
要は子供が外で人様に迷惑をかけない人として出て行ける大人に育てることだと思います。
それが成り立ち、はじめて子供が大人らしくなり、そうなれば自然に親への思いやりを表面にも出せる「親孝行な子」に見えるときがくるのではないでしょうか。
ご主人には「もうちょっと気長に待ってあげてね」って、きつくならない感じで根拠も放してお願いしてみるほうがいいかな?と感じます。
愛情はわかります。しかし、大事なのは「子供が成長すること」であり、お父様の気持ちは二の次でなくては、親の愛情って子供には伝わりません。
へたすると、親に暴力をふるうようになることもあり、危険な予感もしました。
- 回答者:ならぬ堪忍するが堪忍 (質問から58分後)
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