牛乳は、カルシウムとその吸収に必要なリンの比率が理想的な状態であることや、たんぱく質の補給に役立つため、1日1本飲むように勧められるんだと思います。
ただ、カルシウムやたんぱく質は、必ず牛乳から補う必要はありません。
干しえび、バジル、かたくちいわし、さくらえび(素干し)、タイム、セージ、ひじき、パセリ、ごま、シナモンなどにもカルシウムが多く含まれています。
また、かつお、鮭、まぐろ、ぶり、めざし、ししゃも、さんま、鶏肉、豚肉、うなぎ、羊肉、納豆、伊達巻、がんもどき、あわび、さつま揚げ、たこ、ちくわ、はまぐり、かき、はんぺん、木綿豆腐などには、たんぱく質が多く含まれています。
巷では牛乳を飲みすぎると起こる牛乳の害や、牛乳中のカルシウムの吸収量の問題点などが噂になっています。
その様な情報から、妊娠中や発育期の子どもに、乳製品の摂取を控える人もいます。
でも、こうした情報については、科学的根拠がはっきりしたものではないので、良し悪しの判断は難しいです。