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「偽装請負」ということで、製造業の会社が大量に職員を採用したといっていますが、「偽装請負」ってなにが問題なの?

  • 質問者:micinoue
  • 質問日時:2008-02-14 12:34:50
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請負とは請負業者が業務委託を受けその業務を行なう事ですが、その請負の契約形式を採っていながら実態は態が労働者派遣に該当するものを『請負偽装』と呼びます。

請負労働者の場合、労働基準法が適用されないため、派遣労働者と比べて顧客が作業員の身分に注意する必要はなく、生産効率の低い作業者は容易に交代させられると言う実態があり、実質は顧客側が直接労働者を指示したり管理したりという派遣労働者と同じ条件で働かせておきながら、契約は請負労働にしていると言うところが違法であり問題なのです。

  • 回答者:@まえぴょん。 (質問から13時間後)
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お礼コメント

知りたい情報が、実に簡潔にまとめられていました。難しい言葉を使わず、それでいて非常に判りやすいのでベスト回答といたしました。
 本当に有難うございました。

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簡単に言うと請負契約なのに人手だけ集めて送り込み、本来果たすべき社会的義務を放棄するところが問題なのです。もちろん職業安定法と労働者派遣法の違反になるのですが、結果としては徴収すべき社会保険料や所得税などの税収が踏み倒される可能性が高いことに起因しています。業務を委託しているのに社員のように扱い給与体系は委託の契約で支払う、また受ける側も明らかに人材を派遣しているのに請負契約として費用を請求するというごまかし技です。
 経団連会長の御手洗さんは自分の会社でこれを使って怒られています。ただこの人のすごいところはこれを合法に変えようと訴えているところで、ただただ呆れるばかりか日本経済の先行きに不安を感じるばかりです。

  • 回答者:脱法デジカメ (質問から14時間後)
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