足を組むという行為は、股関節や骨盤に強い負荷がかかり、O脚やX脚、背骨のゆがみなどといった障害を引き起こすおそれもあります。
足を組む癖がある人は確実に猫背になると言われます。
猫背は、背骨が左右にSの字に湾曲し、側湾症の原因にもなります。
足を組んだ方が楽と感じる人はすでに背骨が曲がっている証拠です。
足を組み猫背になると・・・
① 猫背の姿勢は腹筋を弱め、背筋を伸ばす力を弱める。
② 内臓は圧迫され、前に突き出た頭を首が支えるため、首のコリ、肩コリ、背部痛にまで影響する。
③ 脳へ血液を送る頚動脈は首筋を通って到達するため、その頚動脈を圧迫してしまって、集中力が持続せず、学力が低下する恐れもある。
④ 前かがみの姿勢は、心臓や肺、脈管などを圧迫して、血液やリンパ液の流れを妨げる。
さらに消化器系の内臓器官にも影響を及ぼし、消化・吸収が正常に行われないことに
もつながってしまうために成長の妨げになる。